19××年□□年□□日 ……？ ページ28
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「はぁ〜〜さむいぃ〜〜」
なんで雪が降ってんだチクショー、私の靴はお気に入りの一軍選手しかいないのに濡れちゃうじゃない。
Aは足元に目をやる。……こんな靴だったっけ？ と一瞬思考した。
帰るんだったか、行くんだったか覚えていない。飲みすぎたか？ 寒いし帰りたい、しかし帰り道が分からないのでモヤモヤする。
「靴……」
靴磨き・修繕の看板があった。磨いてもらうついでに暖を取ろう、そう考え飛び込む。
「あら、いらっしゃいませ」
「あの……初めてなのですが……」
癖で一見さんであることを伝えてしまう。
「ふふ、誰しも最初は初心者さんですよ。お客様は靴好きが伺えるものをお召しですね」
「ありがとうございます、好きで、結構集めていまして……確か、…………？」
Aはどんな靴をどうやって保管しているのか伝えたかったが思い出せない。
「まあまあ、お気になさらず。そちらにおかけ下さい」
着席を促されたAは靴を脱ごうとする。すぐさま伸ばされた店員の手により、それは阻止された。
「？」
「履いたままで結構ですよ」
磨きにくいのでは？ そう思った理由が浮かぶ。
靴を磨くときは、手に持ちブラシで汚れを落として、布目を整える。仕上げのクリームは鞄用より油分が多いもので大丈夫。弟にも、使えと同じものを渡したことがある。
「……弟？」
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ルイ(プロフ) - mooさん» 通知がすごすぎてコメントに気付きませんでした🙏🏻複数作品お読み頂き&コメントもありがとうございます！楽しんで頂けたなら嬉しいです！ (5月9日 12時) (
レス) id: 1984ade8f5 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 面白かったです！ (5月9日 4時) (レス) @page45 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイ | 作成日時：2022年4月19日 17時
