小学生(男子)だって、隣の席の小学生(男子)に恋することだってある.１【BL】

ハロウィンパーティに隠された意図 ページ30

最初は、緊張してカチコチになっていた僕達。

しかし、ワイワイと騒いで楽しんでいる内に緊張は解れ、リラックスしてきた。




だが、リラックスしている僕らを除いて、ある秘密計画がじょじょに実行されていたのだった。



「奏音は、何を飲んでるの？」

「えーとね。烏龍茶少々とオレンジジュース、コーラをミックスして、混ぜたオリジナルジュースだよ」

「…美味しいの…？」
「うん！」

「杏理君と、尾崎君〜。ゲームやるらしいから、集まってだって〜」



チッ
奏音のジュースを、こっそり飲もうと思ったのに…


いつも、いいところで邪魔が入るなぁ…

「杏理君！行こっ！」

「あ…うん。待ってて」


さっき、僕たちを呼んできてくれた女子から、教えてもらった場所に僕たちは、移動した。


そこは、
異常な盛り上がりを見せていた。
響きあう失望の声と、笑い声。
何を、しているんだろう？と、気になったので、クラスメイトに聞いてみる。

「今、何してるの…？」
「王様ゲームだよ」

「へぇ…」

王様ゲームとは、くじをひいて王様のくじがでたら、「▲番は、○番に壁ドン〜」みたいな感じで指示して、盛り上がるゲームだ。



奏音に変な指示が、出ないといいけど…。僕は、一抹の不安を感じた。









その、不安は危険信号だったのか…
今の、僕には知るよしもなかった。

王様だーれだ→←いざ、出陣じゃあ…？

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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