117.誰も来ないで ページ20
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？「君、どないしたん？大丈夫か？」
私は、その声に顔を上げた。
そこには、黄色と緑のジャージを着て、包帯の撒かれている左手を私に差し出している人が____
「っ、！あ"…っ！！」
？「ちょ、自分ほんまに大丈夫なん！？ほら、手え貸すからテント行こ？」
「し、てん…ほうじ……っ」
激しい痛みが頭に走る。
手を取ろうにもとれない。
私は頭を抑えてただただ苦しんだ。
少しずつ頭に流れてくる懐かしい映像。
でも、懐かしさなんて感じられないくらい頭が痛くて、意識を保つのに精一杯。
幸「っ…大丈夫ですか！？」
「…っ、君は、小学校の頃の……っ」
幸「…！！」
跡「おいお前ら！そこを退け！！
ほら、ドリンクと冷やしたタオルだ」
「泣き、ボクロ…くん……っはぁっ、う…っ！！」
跡「…！？お前、やっぱり……」
いつの間にか、周りはざわざわとしていて、視線が私に集まっている。
知らない事が、頭に流れ込んでくる。
私の、記憶なのだろうか。
痛い。
頭が、心が痛い。
？「白石ぃ！！」
？「何の騒ぎっスか？」
？「そこの兄ちゃん、どないしたん！？」
白「みんな！今大変やねん！！この人、めっちゃ苦しそうで……」
「っ、みんな………っ！！ぅあ"ぁぁ…っ痛い痛い痛い…っ！！！」
手「…！貴方は、昔の……」
「…__も____で…っ」
もう、この記憶を受け止めきれない。
頭が割れそうに痛い。
もう何も知りたくない。
"思い出したい"
君達の事は知らない。
"覚えてるよ"
私に構わないで。
"心配かけたくない"
迷惑かけてごめんなさい。
"迷惑かけてごめんなさい"
「…っ、誰も来ないでっ！！！！！！」
幸「！」
跡「！でも、」
「誰にも、会いたくない……っ」
"会いたかったよ。
ずっとずっと。
約束破ってごめんね"
白「……………………A、先輩…？」
「蔵……っ」
最後、誰の名前を呼んだのかは分からない。
何でその名前が口に出たのかも分からない。
ただ頭に浮かんだその名前。
いつも心にあったその名前。
「…」
白「…！せんぱ、」
「……………………ごめんね」
目の前にいた"蔵"に向けて微笑んで、
私はそのまま意識を手放した。
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栗ようかん(プロフ) - ユウちゃんさん» 喜んでえええええええええええええ！！！！！！ (2017年4月29日 16時) (
レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
栗ようかん(プロフ) - ユウちゃんさん» 頑張ろうね｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡身体的にもきてるけど、頭脳的にもちょっと足りない← 勉強とかサラサラなんだけどぉぉおお(泣)本当に心の支えはアニメだけだよ… (2017年4月29日 16時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
ユウちゃん(プロフ) - 栗ようかんさん» 膝間付け！崇めろ！奉れ！ (2017年4月29日 10時) (レス) id: 21be5ef3c7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウちゃん(プロフ) - 栗ようかんさん» うわチャリ通か〜大変だね(^^;;こっちもずっと立っとかなきゃ駄目だし満員だしﾔﾀﾞ(;ω;`お互いがんばろーね！私も白石君毎日見てるから結構元気いっぱいだったりする( (2017年4月29日 10時) (レス) id: 21be5ef3c7 (このIDを非表示/違反報告)
栗ようかん(プロフ) - ユウちゃんさん» 銀さんの南無阿弥陀仏かっこいいよなよな。イケヴォかよ銀さん……仏！！THE 仏！！！拝ませて！！てか拝んでほしい！！！ (2017年4月28日 14時) (レス) id: 2cd9c9184b (このIDを非表示/違反報告)
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