無表情の特級呪術師は夏油傑の妹 (ページ9)

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復讐7 ページ9

(Noside)

菜「あーーーーーー！」

広がる緊張を破ったのは、スマホの画面を見ていた菜々子だった。

緊張感のない声に、夏油らの空気が緩む。

菜「夏油様、お店閉まっちゃう！」

夏「もうそんな時間か」

夏「すまないね、悟。彼女達が竹下通りのクレープを食べたいと聞かなくてね、お暇させてもらうよ」

菜「はやく！！」

夏「いやはや、あんな猿の多い所の何が―――」

急かす菜々子らに続き、ペリカン呪霊の方へと向かう夏油。

五「このまま行かせるとでも？」

夏「やめとけよ」

次の瞬間、夏油の前から巨大な一つ目入道の呪霊が姿を現した。

いや、一体ではない。

無数の呪霊たちが、一瞬で乙骨らを取り囲んでいる

夏「かわいい生徒が私の間合いだよ」

乙骨らは身構えるが、まともに相手をしようというには、あまりにも敵の数が多すぎる。

五条らが割って入ったとて、無傷で住む距離ではない。

誰もが、目と鼻の先にいる夏油を、みすみす行かせるしかないと思っていた。

しかしそれは、現れた1つの影によって阻止された

？「磁重呪法 "蘇芳(すおう)"」

強い呪力をその場にいた全員が感じた瞬間

出されていた全ての呪霊が、消えた。

いや

――――――潰れた

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やっと出てきました！夢主！！

長かったですね！

頑張って夢主さんを書いていきますよー！！！