復讐14 ページ16
(乙骨side)
乙「なーんか、とんでもないことになっちゃったなー」
僕は、里香という爆弾を抱えているから、高専での待機命令をだされてしまった。
乙「そういえば、この前の女の子、大丈夫だったかな?」
この前、夏油傑が高専へ来たとき、呪霊に囲まれてた僕たちを助けて?くれた、突然現れた女の子。
夏油傑が去ったあと、いきなり倒れちゃって、五条先生に運ばれてたけど、それ以降は見てないな。
"お前を殺す"って言ってたけど、なにがあったんだろ?
なんて考えながら、僕は自分の席に座り、天井を見上げていた。
――――――ガラッ
乙「―――っ!」
ぼーっとしてたら、教室に真希さんが入ってきた。
乙「真希さん。」
希「何してんだ、今週は休講だろ。」
真希さんは、僕の近くまで歩いてきて、机の上にどっかりあぐらをかいた。
話に付き合ってくれるのかな?
乙「いや、なんか落ち着かなくて...寮の人達も、全然いないし。」
希「二年は前から京都に遠征中だったからな。棘は三、四年と新宿でバックアップ。パンダは学長のお気に入りだからな、多分棘と一緒だろ。」
乙「そっかぁ...」
狗巻くんもパンダくんもすごいなぁ。
僕は、結局、なんの力にもなれてないや...
あれ?でも、真希さんはどうして残ってるんだろ
この前、夏油傑が"落ちこぼれ"って言ってたけど、
こんなこと、聞けないよn
希「聞けよ。」
乙「えっ?」
希「気になってんだろ?なんで私が落ちこぼれか」
乙「いや...うん...はい...」
気になってた。狗巻くんもパンダくんも真希さんも、自分より場数を踏んでいるのに、どうして真希さんだけが、そう言われなければならないのかって
真希さんは「しょうがねぇか」と言いたげな顔で話し始めた。
希「ウチ...禪院家はな、御三家って呼ばれるエリート呪術師の家系なんだよ。オマエ、呪術師に必要な、最低限の素質って分かるか?」
乙「えっ、何かなぁ?」
希「呪いが"見える"ことだ。」
乙「あ、そっか」
確かに、呪いが見えなきゃ、呪術使えないもんね。
希「一般人でも、死に際とか、特殊な状況で見えることがあるけどな。私はこのダセェ眼鏡がねぇと、呪いが見えねぇ。」
希「私の呪具は、初めから呪力がこもってるモンで、私がどうこうしてるわけじゃねぇ。」
そっか。だから、この前呪術のことを聞いた時、断ったんだ。
でも、だったらどうして、
――――――
文字数が足りない(´;ω;`)
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舞(プロフ) - 続編はいつですか?待ち遠しい>_< (2022年10月12日 7時) (レス) @page31 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ごん?(プロフ) - 教えて下さりありがとうございます!すぐに対応しますね! (2022年4月17日 17時) (レス) id: 8ae807b97e (このIDを非表示/違反報告)
えびふらいたこ(プロフ) - 名前が変換されません。 (2022年4月17日 13時) (レス) @page14 id: 12a7c6a24a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごん | 作成日時:2022年3月11日 17時