じゆうきままに (ページ9)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:5,838 hit

おちゃページ9

マツバくんと会ってからそれはまあ恥ずかしいというか照れまくった。

いやマツバくんが悪いんだからね、

…………私がわるいのか？

『…まあ！ね、久々にあったんだし、どこかでお、おお茶でも…』

ナンパか？ナンパになったぞ？

「…うん、そうしようか」

・・・・・

『___それでね、ガラルにもマツバくんと同じゴーストタイプのジムリーダーがいて…』

「ふふ、そうなのかい？是非会いたいね」

ナンパ成功、なのか

現在、彼とお茶をしている。

しかも彼のお宅で、だ。

お茶入れようか、と出されたのは和風なお茶。(緑のあったかいお茶だった。湯のみで出てきた。)

彼のお家ぴったりである。

あたたかいお茶をいただき、ほんわかした気持ちになっていると

A、と静かに呼ばれる。

『うん？何、』

「いくらぼくの家でも、ほいほい男の家に入るのは、感心しないな」

『あ…えごめん？』

「…………はあ、危ない人にもほいほい着いていきそうでぼくは心配だよ、きみが」

………なんだかダイゴくんにも同じようなこと、言われた気がする。

十歳の頃だったかな…

でもバトルはそれなりに強いらしい、し………

『う、でも大丈夫！わたしバトル強いらしいから！
ホウエンチャンピオンお墨付きだよ！』

自信満々にそう言えば

うーん、と困ったような笑顔で

「…うん、そういうことではないんだけどね」

と言われてしまった。

・・・・・

(ぼくが守ってあげなきゃ、って思うのは
ちょっと過保護すぎるかな)