じゆうきままに (ページ6)

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カレーページ6

お目当てのものを見た後、

「オレさまAとはなれたくない～～」

と駄々をこねるキバナくんをユウリちゃんと私で宥め、

(ユウリちゃんは「私だって離れたくない！」とこれまた嬉しいことを言ってくれた。)

なんやかんやあって、

「Aさん、大丈夫でしたか？…………いろいろあったみたいですけど」

そう心配してくれるのは、

料理もバトルもできちゃう凄腕トレーナーであるマサルくん。

「本当ですよ。まったくユウリさんたちは……

Aさんがそんなに好きならもっと紳士的に接するべきだと、ぼくは思いますがね」

(多分こちらも心配してくれているであろう)今ではジムリーダーとなった彼、ビートくん。

　

ふたりと合流し、なんとご飯をいただいていた。

『わたしは大丈夫だよ…！

それよりマサルくんのカレー美味しすぎてびっくりしちゃった』

おかわりいい？と言えば

はい！と嬉しそうな声で返事がきて幸せを感じた。幸(さち)。

「全く…Aさん、何かあればぼくにでも連絡くださいね。」

ビートくんがあなたは何かと危なっかしいですから…と困ったように言う。

「あ！ボクもいつでも連絡まってます！！頼られるの嬉しいし」

マサルくんは天使のようなスマイルを浮かべ、それはまあかわいらしいことを口にする。

『二人ともホントにありがとう…情けない大人でごめん……………』

ただキバナくんの顔がよすぎてビビってただけなのにね…

「そんなことないです！Aさん、バトル強いしポケモン詳しいし！憧れちゃうなあ…！」

「ぼくから見ても、あなたは尊敬できる人だ。

……このぼくにこんなこと言われる人はそうそういませんよ。」

ものすごくいい後輩(？)を私は持ってしまったな…………

「ビート、今日は素直だね」

「マサルくん、うるさいですよ」

『ふふ、ありがとう。

マサルくんも、ビートくんも！』

ちなみにその後、

ポケモン図鑑をうめていたユウリちゃんから

私も行きたかった！！！！！とマサルくんに電話がきたらしい。

今度は誘おう…