じゆうきままに (ページ3)

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観光ページ3

ソニアたちにたくさん話を聞かせてもらい、

久しぶりに彼女のワンパチにも会えたところで

「ガラル観光してきなよ！Aに会いたい人たちもいるだろうし」

というかみんな会いたがってるけど…

と嬉しい言葉をいただき、お言葉に甘え、そらとぶタクシーでいろいろ回ることにした。

そして着いた先は

「A」

『あっ、！

ネズくん！！』

そう、スパイクタウンだ。

ここのジムリーダー兄妹がほんとうにいい人たちで、

わたしにとってすごく大切で大好きな友人たちである。

エール団、わたしも入ろうかな……

なんて考えているといつの間にかネズくんが近くにいて、

久しぶりですね、と小さく手を振られる。かわいい

「今日は何用で？」

『観光！四ヶ月ぶりだし、ソニアにも勧められてね』

「そうでしたか……特に俺たちに会いたかった訳ではなかったと？」

心なしかしょんぼりしたように見えるネズくんに、うっ…となる。

『そ、そんなことない！

すーっごく会いたかった！

ネズくんにもマリィちゃんにもエール団のみんなにも！！』

あわてて勢いで言い返すと、

　

「はは、冗談ですよ。…でも、そんなに必死で言われるとここのみんなも、俺も嬉しいですね。」

困ったように笑いながら、私の頭にポン、と手を置くネズくん。

『聖人イケメン…………』

「？何言ってやがるんですか……」

いやネズくんが…と言えば

俺はあくタイプの天才ですよ、と軽く流されてマリィちゃんのところへと
肩を抱かれて連れていかれた。

・・・・・

(あ、アニキおかえり……ってA！！！
……てかアニキ顔赤ッ)

(………マリィ、最後のいらないです)