腐男子なもう1人の六年生 弐

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No side

　ー医務室ー


立花「失礼します」


三反田「はーい、って立花先輩と楠見先輩？どうしたんですか？」


立花「Aが熱を出したみたいで、頭が回ってなかったのか知らんが、熱くて水を頭から被ったらしく…」


先程大人しくしてくれと頼まれたので黙ってたAの代わりに仙蔵が全て説明してくれた


三反田「まずは濡れた体拭きましょうか、立花先輩、楠見先輩の着替え持ってきてもらえません？」


立花「分かった。」


三反田「はい、楠見先輩、濡れてるふくまず脱いでください、それから拭きますよ。」


A『分かった！！！！』


三反田「なんでそんなに元気に返事するんですか？」


A『分かんない！！！脱いだよ！！！熱い！！！！寝間着せっかく濡れて冷たかったのに！！！』


三反田「先輩、熱出したら頭のネジ外れるタイプなんですね、分かりました。とりあえず立花先輩が先輩の着替え持ってきてる間にさっさと拭きますよ。」


A『ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼｷｭｯｷｭｯｷｭｷｭｷｭｽｰｽｰｽｰ 拭いたよ！！！』


三反田「もう少し黙りましょうか？」


ｽｯ


立花「着替え持ってきたぞ」


三反田「あぁ、ありがとうございます。」


A『ありがと仙ちゃん！！！大好き！！！』ﾆｺｰ


立花「…(あのAが笑っただと…可愛すぎないか？？？)あ、あぁ、/////」


三反田「何赤くなってんですか…はい、楠見先輩は着替えたらこの薬飲んでくださいね」


呆れながらAに薬を差し出す


A『分かった！！！ｺﾞｸｺﾞｸ苦い！！！！』


三反田「当たり前です。そうだ、立花先輩、今日新野先生も伊作先輩も午後からしかいないですよ、で、僕も授業あるので。立花先輩のクラス今日授業なかったですよね？午前中だけでも楠見先輩の看病しててくれませんか？薬飲ませたので多分ずっと寝てますけど」


立花「あぁ、いいぞ」


三反田「では、僕はこれから授業あるので。楠見先輩、大人しくしとくんですよ？立花先輩、よろしくお願いしますね」


そう言って出て行った


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補足なんですが、数馬が言ってた通りAくん熱出すと頭のネジ何個か取れてるんですよ、もう発する言葉の最後に全部٩( ᐛ )و←この顔つけていいぐらいに。

そんな頭ならいつも保ってるポーカーフェイスもぼろっぼろに崩れて、表情筋ゆるっゆるになったんですよ、もうびっくりするぐらいに。

ただそれだけです。

鈴菜。

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