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真咲Side
ボー))
としてた。
ひたすらに。
考え事にふけって…
俺の悪い癖だ。
宙「ねぇ?真咲ってば!」
真咲「んっ?あっ。どーしたの?」
振り向けば、出動時の格好をしているみんな。
光黄「変死体が発見されたって。」
真咲「はいっ!準備します!」
俺も、宙に出動用の服を着るのを手伝ってもらって、一応装備していつものように車に乗り込む。
真咲「なんで俺たちなんだよ。」
俺たちは、特別な現場の調査しか参加しないんじゃないの?
だから、表向き変わり者集団で通ってるんでしょ?
今回の任務は3週間ぶり。
怜生「変死体か。宙の出番だな。」
そっか、この班には法医学のスペシャリストがいたことを俺は忘れてた。
そして、なんだかんだ現場に到着。
お前ら遅かったぞ、と青明寺さんに言われながらも、黄色のテープを潜る。
慣れって怖い。
変死体みたいな、気持ち悪いのを見ても何の抵抗も感じなくなった。
別に平気になったわけでもない…
けど、えずくほど気持ち悪いものにも見えない。
ようは…
一言で表すと…
慣れた。
あ。
でもそれって、平気って言ってるのと同じことになるのかな?
普通に死体に手を合わせて。
面と向き合って、拝めるようになった。
この1年で俺が成長したとこはどこかって聞かれたら、迷わずこれを上げます!
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