61.アネット・バーキン ページ14
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エレベーターで更に地下へ降りた私達。
降りて少し歩いた奥の方に扉があった。
銃を構え、警戒しながら扉に手をかけるレオン。
何があるか分からないから自分たちの後ろにいるようにと、レオンに言われた通り2人の後ろに下がる。
もちろん私もいつでも発砲できるようしっかり銃を握りしめていた。
キィ…とゆっくりと開かれる扉。
「ウィリアムがやったみたいね…」
扉を開けたすぐ先には地面に横たわる死体と、その死体を眺める女の人がいた。
すぐさまレオンとエイダさんが銃口をその人へ向ける。
「何者だ？」
「彼女がアネット・バーキンよ」
「…えっ！さっそく目的の人と遭遇って事…！？」
探していた人物とまさかのお早いご対面。
緊迫した空気が漂う中、アネット・バーキンはこちらを見た後ゆっくりと立ち上がる。
「時間がない…はやく処分しないと」
私達の事なんて華麗に無視して独り言を呟く。
いやいや銃口向けられてるのによくそんな平気そうにいられますね！？
ここは私も一緒に銃口向けた方がいいのか？
いやでも生きてる普通の人にこれを向けるのは素人の私にはハードルが高い。
レオンとエイダさんの背後でオロオロする事しか出来ない。
「G-ウィルスを出しなさい！」
銃を向けたまま1歩1歩、アネットに近づくエイダさん。
それに怖気付くことなく、アネットは鼻で笑った。
「それは無理ね」
「これは警告よ」
「あらそう？」
あろうことか、アネットはライターの火を付けて地面に横たわる死体を燃やした。
そして彼女は私達に背を向け逃げ出す。
「おい！」
「待って！」
追いかけるエイダさんだけど、どうやらアネットは銃を所持してたのか彼女に向かって発砲した。
「エイダ！」
エイダさんに発砲される銃弾から守るよう、レオンが咄嗟に彼女を庇って地面に倒れ込んだ。
Gウィルスは渡さないと言って逃げて行くアネット。
私はこの瞬間どうする事も出来なかった。
倒れているレオン。彼の腕から流れる血。
レオンが、銃に撃たれた。頭が真っ白になる。
何か言葉を交わしている二人。その会話も頭に入ってこない。
私、どうするのが良かった？何をするのが正解だった…？
手に持つ銃でアネットに怪我を負わせて足止めするくらいのこと、出来たんじゃないの？
ただ見てる事しか出来ずレオンが怪我を負った。
私がもっと何か…行動してれば。
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里胡(プロフ) - ヤバ〜！！とうとうシリーズ３....めちゃ楽しみですっ✨ (5月8日 0時) (
レス) @page48 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - しののめさん» わー！数ある作品の中からこちらを見つけてくださり嬉しいです…！それに一気に見てくださって…（ ; ; ）ありがとうございます！また近々更新しますので、楽しみに待っていてください(*ˊ˘ˋ*) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
きよか。(プロフ) - 里胡さん» 神作…！ありがとうございます（ ; ; ）わくわくしてもらえて嬉しいです♪励みになります！また近々更新しますので楽しみに待っていてください(* 'ᵕ' ) (4月5日 13時) (レス) id: eb7d68b815 (このIDを非表示/違反報告)
しののめ - バイオハザードをプレイするようになってこの作品にたどり着いたのですが、ここまで一気に見てしまいました🤭無理せず、更新して頂けると嬉しいです！応援しています😳 (4月3日 9時) (レス) id: 47229d96fd (このIDを非表示/違反報告)
里胡(プロフ) - 相変わらずの神作です✨更新された度にわくわくしながら見ています！無理をしない程度にこれからも頑張っていただきたいです☺️次回も楽しみにしてます！！ (3月21日 22時) (レス) @page40 id: e4c27b2981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きよか。
| 作成日時：2023年7月18日 22時
