▼〃�◆攫隋� ページ33
syp「それじゃあ予定通りに行われるであろう、フューラー家が治める北方領地に総軍を挙げて突撃し、かつての土地を合わせて友好国との交流もごっそり頂こう…という腑抜けで間抜けなこの作戦について一言」
zm「この国には前から呆れとったけど…美味しい思いをするだけの上層部もアホばっかになったなぁ〜って思いまーす！」
『お前らここ一応王城の上だからな、一応な
…まあでも、国王が金と権力のある有能な指導者を片っ端から断罪して金吸い上げてはその場しのぎの金遊びに使ってるんだから…頭なんて悪くなる一方に決まってるよね』
zm「お前が一番キッツイこと言うとるでぇ」
アメを食べ終わった2人はインタビュアの真似をするかのように手でマイクを形作りきゃっきゃと楽しそうに戯れている
『これからはね、フューラー総統閣下の政治にご期待くださいよ』
syp「ま、煙草が非課税になれば最高かな」
zm「ゲェッ！？グルッペンサンが嫌煙家であることを祈っとこ…」
『ちなみにグルッペンは煙草吸わんし、小食だから食害禁止な、トントンは食べるの好きだからそいつにしとけ』
トントンか！覚えた！…なんて目を輝かせるゾムを見て、やっちまったかもなぁ…と顔を上げると光りに照らされて1匹の梟がゆっくりと飛んできた
そっと腕を突き出してやるとそのふわふわとした羽を休める様に俺の腕の上に降りてきた
『いい子だね、ぺいぺい』
伝書鳩ならぬどことなくチーノの面影を残した伝書梟の首元を撫でてやると、その梟【ぺいぺい】は嬉しそうに顔をすりよせた
軍学校時代から大事に育て始めたチーノの伝書梟は随分と大きくなった
ぺいぺいの足に括り付けられている文は弟からの暗号文だけでなく、【グルッペン・フューラー】が俺たちとの個人間の同盟を快諾するという文
そしてその裏面には、仲間からの【俺は元気です！】という安易に予想できる報告がびっしりと羅列してあった
その面を覗き込んだショッピは口元に手を当てて可笑しそう顔を緩ませる
syp「これが新たな俺らの仲間になるんすね…あの、もしかしてちょっと馬鹿が多かったりします？」
『いやいや…そりゃ優秀な奴…ばっか、で…』
syp「…はあ、まあコネシマ先輩おる時点でお察しか」
zm「ﾌﾊﾊｯ！楽しそーなところやからええやん！」
『そそ、多分気にいるよ』
ゾムの高笑いに釣られて笑う俺たちの声を、宵闇に浮かぶ月は、呆れたように笑っている気がした
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仮想話(プロフ) - 白夜（ハクグン）さん» とても嬉しいお言葉をありがとうございます！上手とは言い難い文章ではありますがこれ程までに褒めてくださり感無量です、最後まで好きに書かせて頂きます〜！ (2020年11月14日 12時) (
レス) id: 4dec9635f2 (このIDを非表示/違反報告)
白夜（ハクグン）(プロフ) - 好きです（唐突）。もうほんと好きです。夢主くんもgさん他のwrさん達もほんと信頼関係…ｯ！無理せずに、無理せずに！頑張ってください！応援してます！！ (2020年11月14日 5時) (レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮想話 | 作成日時：2020年10月24日 10時
