EXOの長男 8

かつての仲間 タオside 1 ページ41

オレは2011年に事務所に入所して、すぐに練習生から候補生となった

だから、韓国語なんて全然出来なくて、いつも同じ中国人メンバーの隊長、ルハン、イーシンと一緒にいたんだ

他のメンバーと会話する時には、いつも3人に頼りっぱなしだった…

だから、初めはAヒョンも韓国人だと思ってたんだ(汗)

韓国語が全く出来ないオレからしたら、流暢な韓国語もカタコトな韓国語も一緒で分からなかったから(汗)

だから、Aヒョンが日本人だって聞いてビックリしたんだ

そして、Aヒョンを見てオレも韓国語を勉強しなきゃ！って思ったんだ




「ウォー…シー…」

ﾙﾊﾝ「違う違う！我是…」

「口が回らん…」

ﾙﾊﾝ「もっとこう…舌を…」

「何で同じ漢字使ってんのに発音違うの！？」

ﾙﾊﾝ「オレに言うなよ！！」




まだ韓国語だって不慣れだと言うAヒョンだけど、ルハンや隊長に習って中国語まで勉強してたんだ





ﾀｵ『ナンデ中国語モ覚エルノ？』

「なんで？って…
オレは韓国で活動するけど、中国と同時デビューだろ？
これから、中国に行くこともあるだろうし、中国語で歌わなきゃならない時だってあるだろうからさ
意味も分からずに歌いたくないじゃん？www」




それに、何ヶ国語も話せたらカッコイイじゃん？なんて言うAヒョンを見て、ルハン達にばかり頼ってたらダメなんだと気付かされた




「タオ、競走しよっか？www」

ﾀｵ『キョーソー？』

「そ♪オレが中国語、タオが韓国語
どっちが早く覚えられるか！」




Aヒョンが韓国語を勉強する機会を与えてくれたんだ

じゃなかったら、オレはルハン達ばかりに頼って勉強しなかったと思う…

それから、よく2人でノートを並べながら勉強し合ったんだ

これが、Aヒョンと仲良くなった機会でもあったんだ

それ以降、オレは優しくて料理も上手いAヒョンにゾッコンだったwww

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