13話 エターナルブリザード ページ18
円堂「そうか!!吹雪はFWじゃなくて、凄いDFだったんだ!!」
円堂が分かった!とでも言うように声を上げる。
いや、半分正解だよ。
染岡「ｸｯ…!!うおらぁぁあ!!!」
染岡は、悔しそうに歯噛みした後、吹雪のボール目掛けてスライディングする。
すると、吹雪は余裕の表情で呟いた。
東雲「？」
「出番だよ」＿＿……と
その瞬間、
吹雪？「へｯ!!」
染岡「うぁぁ…!!」
吹雪の周りに冷気が吹き荒れ、ボールに当たりそうだった染岡を吹き飛ばす。
吹雪？「ﾍﾍｯ! この程度かよぉ〜？甘っちょろい奴らだ!」
雰囲気が一変する。
ふわふわとした、優しい、柔らかかった印象が、力強い、自信に満ち溢れた様な印象に変わる。
それだけじゃない。
髪の毛は逆立ち、瞳は琥珀色に変わっている。
一之瀬「え…!?」
財前「あいつ…ｯ!」
鬼道「雰囲気が変わった…!?」
雷門も異変に気付く。
荒谷「吹雪君…!」
吹雪？「任せとけぇ!いつもみてーにﾊﾞﾝﾊﾞﾝ点取ってやっからよぉ!!見てなｯ!!」
荒谷さんを元気付ける様に、力強く胸を拳で叩く吹雪。
そのまま、驚いている雷門に向かって突っ込んで行く。
一之瀬が吹雪に着こうと、隣に並ぶ。
一之瀬は「お手並み拝見といこうか…!!」って言ってるが、切り返しのスピードから全然違う。
一之瀬がショルダーチャージを仕掛けるが、吹雪も負けずにやり返す。
そして、吹雪が一之瀬を振り切ってしまった。
一之瀬「うあぁぁ!!…ｯ何て発進力だ…ｯ!!」
更に、鬼道と風丸が吹雪のボールにスライディングタックルをする。
だが、それも
吹雪？「うぉぉぉぉおぁぁぁあ!!!!」
風・鬼「「うわぁあｯ!!」」
パワーの差で、弾き飛ばされてしまう。
土門が「キラースライド」という技を繰り出すも、簡単に避けられてしまった。
遂に、円堂と一対一。
円堂「(感じるぜ、吹雪…!
お前のシュート、絶対凄い筈だｯ!!)」
円堂は構えてるけど、勝敗は目に見えてる。
力の差が、ありすぎるんだ。
吹雪？「吹き荒れろ…エターナルブリザード!!!!」
円堂「ゴッドハンド!!!!」
円堂はゴッドハンドで対抗するが、その金色の掌が、凍りつく。
円堂「!!」
いとも簡単に、シュートを決められてしまった。
白恋に先制点を取られた雷門中。
円堂「止めたと思ったのに…
何て破壊力だ…!!」
吹雪？「いいかよく聞け。」
吹雪は、円堂を振り向く。
吹雪「俺がエースストライカー、吹雪士郎だ!!」
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます！ (9月1日 0時) (
レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます！ わ〜〜そうなんですか！？ 恐縮です、ありがとうございます…！ ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして！この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2017年9月8日 18時
