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敏感と鈍感 ページ19

それから周辺の守り役をなぎ倒し、将軍のいる櫓(ヤグラ)に乗り込む。Aは晋助を見つけた瞬間に銀時の木刀を投げつけた。その木刀は見事に的中し、晋助の剣を落とす。

銀「なんで俺の?!」

A「いいじゃない。真剣だって2本持ってんだから。」

晋「ククッ・・・。見つかったか。」

いつもの嘲笑う様な笑い方に煙管を吹かす晋助。そこは一瞬にしてシリアスモードに切り替わる。

A「残念ながら敵の動きには敏感なんだ。」

その時、背後からドタドタと足音がした。

土「お前ら、なんでココに?!」

その足音は真選組隊士達。

A「それはこっちのセリフ。なんで貴方達はそんなに鈍感なの?」

晋助から目を離さずに言うそのAの姿はいつものほのぼのと笑ってる人間とは思えず、隊士達は顔をこわばらせる。

すると急に煙幕が立ち込め、晋助は去る。

信「男らしくないのね。」

A「全くだよ。」

土「なんでお前ら2人は知り合いそうなの?」

A・信「牢獄で一緒だったから。」

Aは松下村塾の門下生では無い。天人として捕えられ、同じ部屋の松陽を先生としていたのみ。なので、信女と共に学んだ事になる。

銀「まず、Aの歳で松下村塾の門下は無理だろ。17−20だからまだ生まれてねぇぞ。」

A「土方さん達、気づいてるかと思ってた。」

信「そこも含めて鈍感なのね。」

それから「将軍も守れたし、いっか〜」で、この祭りは終わり、それぞれ帰路に着いていた。

A「土方さんの事、鈍感なのは知ってましたけど、あそこまで鈍感とは思ってませんでしたよ〜。」

沖「そういやァ、そのドレスとスーツどうすんの?」

A「あ、確かに。」

気がつけば、Aはあの大会で借りたドレスを着たまま戦って居たのだ。

土「いいんじゃね?あの混乱の中だったし。」

A「ま、いっか。」

大スクープ→←敵の動きは観察しとけ



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脊陽婀 麗(プロフ) - 月猫さん» ありがとうございます!はい!今後とも楽しく読ませていただきます^_^ (2018年1月22日 18時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» そうです。土方さんオチです!ですが最近、変な方向に向かっている気もしたりしなかったりでして・・・。引き続きこの小説を見て頂ければ・・・! (2018年1月20日 17時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - イッツミー!マーリo((殴 (2018年1月16日 22時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
脊陽婀 麗(プロフ) - この小説って...土方さんオチでしたっけ? (2018年1月11日 19時) (レス) id: 3114554f3b (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 脊陽婀 麗さん» コメントありがとうございます!えぇ、土方さん、何故か結構優しくなってますww (2017年12月27日 23時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月26日 7時

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