戦場に舞う儚い桜

ばったり ページ12

土方と言い合いながら投票は終わり、屋台を回っていた。


土｢お前、また食うのか？｣

A｢土方さんこそ、そのマヨネーズ何本目？｣

土｢姫が酢昆布食ってんのも中々の珍光景だが。｣

３人はそれぞれ好きな物をそれぞれに食べていた。甘党のAはまた綿飴を食べていて、そよ姫は酢昆布をしゃぶっており、土方は７割マヨネーズの焼きそばを食べている。

そ｢あ、あれ神楽ちゃん？｣

土｢総悟も居るが。｣

お祭り恒例、長谷川の射的である。神楽と沖田で長谷川の所持物を狙うあの射的だ。

楽｢グラサンげーっと｣

沖｢高そうな時計もーらい。｣

A｢え、じゃあ私も〜｣

Aはそう言うと傘を構える。

長｢待って、それおじちゃん死んじゃうやつ！綺麗なドレスが血まみれになっちゃうから！ねっ！ねっっ？！｣

必死にAを止めようとする長谷川は不健康な汗、ダラダラだ。

A｢ずべこべ言わないっ！こんなドレス後で真っ赤になるんだからいいの！｣

楽｢じゃあ私も殺るアル！｣

沖｢じゃー俺もー。｣

神楽は傘、沖田はバズーカをそれぞれ構える。

長｢お嬢ちゃん？！字、間違えてない？！殺になってる！！！｣

楽｢間違ってないネ。さっさと殺されるヨロシ。｣

長｢誰か助けてェェェェェェ！！！！！！｣

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