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待ち合わせ ページ10

吉原の道を歩く私。待ち合わせ場所は何でもない家の屋根。そこには、

「晋助!」

晋「時間ピッタリか。」

高杉晋助だ。待ち合わせとはこの事である。最近はこの人からの依頼が多い。(あ、万事屋じゃないよ。)私の職はまた後で。

晋「道化師事件はどうなったんだ?」

「道化師っつったって、笑いを奪うような奴だからね。疲れるし。」

ハッキリ言って、魔法を使うのは疲れるのだ。ゲームやってる人なら分かるはず!MP。いわゆる『マジックポイント』と言う奴だ。あんなのがある訳ではないけれども、あれが体力みたいな物。···使いすぎると疲れる訳よ。

「で、依頼って言うのは?」

晋「直接の依頼じゃねぇが、星潰しの件だ。」

「星潰しって言うと、春雨の第七師団かい?」

晋「あァ。」

「···昨日言ってくれれば良かったのに。どーせ、神威がまた手伝って欲しいって言ってんでしょ?」

わざわざ晋助を挟む意味が分からんよ。

晋「それと、もう一つ依頼があるが、それは星潰しが終わってからだ。」

「はーいはい。そーいやぁさ、待ち合わせ場所、吉原にする必要ある?」

毎回毎回吉原に来るのは面倒だし、疲れる。まぁ、法が上とは全く違うから晋助でも行きやすいって言うのは分かるよ。でもさ、結構前のニュースで堂々と祭りに乱入したってその放送されたのは誰よ?!そんな事を考えれば待ち合わせ場所を吉原にする必要は無いのだ。

晋「吉原の方が動きやすいからな。」

···答えは予想通りだけどね。

久しぶりの星潰し→←私の兄は寝坊野郎。



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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時

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