私の兄は寝坊野郎。 ページ9
それで、万事屋との約束の日。9時くらいになって万事屋に到着した。
「おーい。」
···。
「おぉぉぉぉぉぉい!」
···返事が無い!!!まさか寝てるわけ無いよね?!
「いい加減気づけェェェェェェェェェェ!!!」
扉を開けると銀時が寝ぼけていた。
銀「朝からぐちゃぐちゃうっせーよ。」
ボリボリと頭を掻く銀時。···私の兄だよね、コイツ。
新「あぁ、Aさん!銀さん!!依頼の日、今日ですよ!吉原に行くって!!!」
後ろから出て来た新八君。そっか、新八君は他の所に住んでんのか?
銀「ちょっと待ってろ···。」
それから5分ほど。この前の服の2人が出てきた。
新「それにしても、本当にそっくりですよね〜。2人。」
「そんなに?」
楽「くりくりの天パとか瓜二つアル。」
銀「そこ触れちゃいけないとこ。」
「そんなにそっくりか〜。親の顔ってどんなだったの?」
元々捨て子だ。兄なら知ってるだろう。そんな事を思って聞いてみた。
銀「親?お前も知らないのか?」
···は?
「···え?知らんの?」
楽「お前らの親、何してるアルか?ニートアルか?」
「子供2人捨ててる奴か···。」
そんな話しをしながら歩いていると、赤い門の一際目立つ場所に来た。
新「ほら、ココが」
銀「吉原だ。」
楽「吉原炎上篇は大変だったアル。」
新「愛線香の時も大変でしたね···。」
銀「て事だ。行ってこい。」
やる気の無い目がちょっと笑って背中を押した。
「うん。じゃあ、またね。」
そう言って、私は吉原に入った。
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時