検索窓
今日:7 hit、昨日:21 hit、合計:1,247 hit

この世の警察 ページ32

そして今はそれぞれの配置について合図を待つ。潜入当日だ。え?一気に飛びすぎだって?そんな事は言っちゃいけないよ。思っちゃいけないよ。

「土方さん、まだですか?!」

中腰で中の様子を覗くのはもう疲れた。

土『そっちはどんな感じだ?』

聞き耳をたてれば土方さんの情報や総悟の事、さらに私の事まで話されていた。大声で。

「リラックスしまくってますよ。真選組暗殺計画たててます。」

土『そんじゃあそろそろいいか。潜入開始だ!』

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」

土「御用改め、真選組だ!身命にお縄に付け!!!」

真選組決め台詞が出たところで、相手は抜刀。

「全員残らず殺れ!!!」

声を張り上げ、指示を出せばすぐにバレた。

敵「女がいるぞ!!!」

敵「ソイツから殺れ!!!」

ふふふっ。思惑通り。多くの剣先は私に向けられる。それを1つ1つ確実に交わしながら斬る。

「この世の警察、女は強いよ。」

辺り一面の奴らを一気に切り倒せばドサッと崩れる音がした。死んだ奴らの刀に付いた血を振り払ってよくよく見てみる。よくよく見ると、血の他に濡れた跡があり、しかも鉄じゃない、他の臭いがした。その瞬間に私の頭の中で全てが繋がる。さっき横目が捉えた斬られて変に倒れていた隊士は急所を突かれていなかった。確かに私も多少斬られたが問題ない。だってえいりあんに慣らされてるから。でも隊士達は違う。こんな奴で斬られたらイチコロだ。

「これはマズいな···。」

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←電話しろとか大体忘れる



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。