イタズラは程々に ページ22
土「ったくお前らいい加減にしろ!」
ただいま、早速お説教中です。
沖「いいじゃねぇですかぃ。書類はバラまいてねぇし、土方さんにしか迷惑かけてやせんぜ。」
「しかも怖がって逃げて追いかけさせるのは土方さんだもんね。」
土「···切腹しろォォォォオオ!!!」
そこで土方さんは思いっ切り刀を振り上げた。総悟が刀を抜くよりも早く、傘でその剣を止める。
「これじゃあ切腹するよりも早く土方さんが殺られますね···」
土「ぁ···。」
沖(土方コノヤロー、撃沈。)
そこで私は総悟の方を横目で見た。丁度、目が合う。どうやら、思っている事は同じらしい。目だけで合図を交わし1、2の3で素早く立ち上がると襖をなぎ倒して脱出する。
土「待て2人ともォォォォオオ!!!!」
そんな言葉には耳も貸さずにひたすらダッシュして屯所を出た。
「脱出成功。」
沖「どこか行きやすかぃ?」
「団子屋行こーよ。」
私は買ったばかりの袴の裾をブンブン振り回しながら歩く。
「甘いもん食べたいぃ〜。糖分不足〜。」
沖「旦那に似てら。」
「だんな?」
???
沖「万事屋やってる銀髪天パ、赤目で死んだ目の奴でぃ。」
(···あ。銀時〜···。)
銀「そりゃあ酷くないかい、総一郎君。」
「あ、え、う?」
沖「旦那ァ。」
銀「よぉ、妹。」
···オワタ。
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時