なんでもやるなら本格的に ページ21
白装束を着て、土方さんを散々追い回した後、土方さんがやっとの事で逃げ切ったような顔をしてたから私達2人はちょっと作戦を立て直した。
沖「このまま追いかけてるだけだとあんまり楽しくないと思うんですがどうですかぃ?」
「それは私も思う。だったら、総悟が近藤さんの部屋の近くの角で待ち伏せして。私が追いかけながら誘導するから。」
沖「了解でぃ。」
「それと···」
総悟を自分の部屋に呼んで、大昔に買った色んな仮装用品で傷を作ったり、白装束を灰色に汚したり、白いカラコンを入れたりしてより、幽霊らしくした。
「完璧じゃない?」
沖「こうなったら土方の反応が楽しみでさぁ。」
「よし。じゃあ行くか!!!」
総悟は廊下側に、私は縁側に出て、私は土方さんを探し、総悟は近藤さんの部屋の方へ向かった。
土「ア゛ーーーーーーーー!!!!!」
土方さんが私に気づいた瞬間、私は鍛え上げられた瞬発力と体力をフル稼働させて追いかける。まずは部屋ん中に入れさせる。そして行く手を阻みながら近藤さんの部屋の前までやってきた。
沖「ひーじーかーたー···」
土「ウォォォォォォォォォォォォオオオオ!!!」
近「どうしたトs···アアアアアアア!!!!」
よよよ予想外っ!近藤さんまで出てきた!!
「いつネタばらしする?」(コソコソ)
沖「考えてくだせぇ!」(コソコソ)
「じゃあもうネタバレするよ!」(コソコソ)
そう言って、私は土方さんにおんぶの格好で飛び乗った。
土「うぉあああ!!!」
「だーれだ?!」
土「はぁぁあ?!」
「だーれだってば。私だよ。A。」
土「だだだだだって死んでんだろ?!?!」
「ホントに信じちゃって〜。生きてるよ。」
土「信用ならねぇ!!!」
「じゃあ、こうしたら信用してくれるかい?」
私は土方さんにまとわりついたまま刀を抜いて手を少し切った。少し間が空いてからその傷口からぽたぽたと血が滴る。
「ほら、血もちゃんとある。」
土「···てか···」
「あ?」
土「嫁入り前の娘が男にまとわりつくな!」
「···そっかそっか。そうゆータイプか。(笑)」
落とされまいと私も土方さんに捕まり直す。
土「このドSが!!!」
「ぐぇ。」
土「くっつくなら総悟にしろ!!!」
なんということでしょう。先程までは蒼白だった顔が匠の技によって真っ赤に変わりました。
···このセリフ、こうゆう時に出てくる。
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時