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自分の事は知られないのが1番 ページ19

沖「なんでテメェを部下に持たなきゃいけないんでぃ。」

屯所を出てすぐ。総悟が文句を言い始めた。

「私だって君の部下になりたくてなった訳じゃないし。」

沖「しかもなんでテメェの袴を買いに付き合わなきゃ···」

「なんでこの人と袴買いにいかなきゃ···」

私達2人の文句と愚痴は止まらない。そんなこんなで着物屋に着くと色んな生地の袴があった。

沖「なんで高い奴だけ選んでんでぃ。」

「どうせ『真選組付けで〜』とか言うんでしょ。」

沖「違いまさぁ。『土方付けで〜』でさぁ。」

「そっか。」

新「あ、Aさん?」

「あ、新八君!」

沖「なんで知ってんでぃ。」

新「この前、Aさんかr((私の友達の友達が新八君で知り合ったの。」

新「···え、」

え、とか言ったけど新八君は察したらしい。

新「そ、そうなんです。この前、ぼ、忘年会があって人が足りないって時に呼ばれたのがAさんなんです。」

心の中で全力で叫ぶわ。

新八ありがとぉぉぉぉぉぉおお!!!

知られても良くない?って思った人〜。知られたらどうなると思う?特に依頼したって事を知られたら。まず銀時とは知り合い。それから、似てるって事で兄妹疑惑が深まって、銀時が
攘夷志士ってバレたら道連れになる可能性
アップなんだ。それだけじゃなくて、依頼内容をサラッと聞かれれば以前、どんな奴と絡んでたかバレる。危ない訳だ。

自分の事は知られないのが1番だよ。

知らぬが仏→←世界は実力が全て



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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月11日 7時

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