奇跡的に会えた姉上が口悪い件について

早寝いこーる早起きではない ページ32

｢土方さーん？総悟？｣

カタッと音をたてて襖を開くと目の下クマだらけでゲームをやっている総悟と、昨日と変わらず寝ている土方さんがいた。

沖｢···あ"？｣

｢···は、｣

···山崎君よ、君は何を見ていたのかね？総悟は起きてゲームまでしているじゃないか。

｢何やってるのかな総悟君？(激おこ)｣

人は怒ると初期の呼び方に戻ると言うではないか。それはこの事だ。

沖｢···あ、姉上、こ、、、これは、、、｣

｢仕事もせんと、なにピコピコ、プレ〇テ弄っとんじゃァァァァァアアアアア！！！！！｣

沖｢ああああ姉上ェェェェェェエエエ？！？！ををををを落ち着いて！！！｣

｢落ち着けるかボケェェェェェェエエエ！！！｣

刀を弟に振り回す姉とバズーカ片手に姉に対抗する弟。

山｢沖田隊長、お姉さんだからあの言葉は効くんでしょうね〜。｣

近｢そうだなあ。｣

その後、、、(土方さんが起きた横で。)

沖｢勘弁してくだせぇ···(泣)｣

(これはなんて面白いんだ。)

近(Aじゃなかったら出来ないんだろうな)

私、近藤さん、ざっきーは襖をちょっとだけ開けて、縦になって中を覗いていた。
さっき、総悟を許す条件を出したのだ。それは
｢正座して土方さんの隣に座り、土方さんが起きた瞬間にすみませんでしたと土下座をする。｣
という事。総悟はその時、既に私にボロボロに泣かされていて、まだ泣き止んでいない状態だからもっと面白い。

隊(兄妹揃ってドSか···。)

土｢···なんだこれ。｣

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