奇跡的に会えた姉上が口悪い件について (ページ26)

今日:2 hit、昨日:28 hit、合計:1,628 hit

結局、スマホは最強ページ26

それから２人で土方さんの部屋にこもり、スマホを手にして｢どうぶつの〇ポケットキャンプ｣をインストールして極め始めた。

土｢だからなんで毎回俺の部屋ぁぁぁぁぁあああ？！？！？！｣

｢何やかんや言って、土方さんの部屋って通気性抜群なんだよね。｣

土｢人の部屋を布団みたいに言うな！｣

沖｢どーせ仕事してないんだから同じでさぁ。｣

土｢誰が仕事増やしてんだよ！！！｣

｢いーじゃないですか。そんなんだから永年クリぼっちなんですよ。一緒に祝う彼女も出来ないんですよ。｣

土｢なんでキリストの誕生日祝わなきゃいけねーんだよ！｣

沖｢プレゼント貰えやせんぜ。｣

｢まず、人とトナカイが空を飛ぶのが可笑しいよね。｣

土｢それ言うな！｣

沖｢煙突からサンタが落ちてくんのも不法侵入でさぁ。｣

土｢現実を言うな！｣

｢現実はいつか知らなきゃ。｣

私も実際、幼稚園生の時に···。

｢それにしても全くレベル上がんないんだけど｣

沖｢俺はもうキャンパーレベル25でさぁ。｣

｢貴様、もしや課金したな？！｣

沖｢土方コノヤローのメアドで。｣

確かにさっきから土方さんのケータイがすごくなってる。
土方さんのメールには、

『どうぶつの〇ポケットキャンプのアイテム購入、ありがとうございます。
ただいまの総額 5000円』

と、届いていた。

土｢オイ総悟ォォォォォォォオオオ！！！
ふざけんなテメェェェェェェエエエ！！！｣

沖｢あっぶね。｣

そのままドタドタと屯所で追いかけっこが始まったのは言うまでもない。