裸足と純粋 ページ19
それから30分程のんびりと探っていると中々慣れてきた。
「そう言えば、何処でお仕事されているんですか?」
桂「毎回変わるが、最近はココだ。」
よっしゃァァァァ!掴んだっ!!!その時、隣の襖が飛んだ。
土「御用改めである、真選組だ!!!」
桂「・・・チッ。」
すると、額になんか当たる。柔らかい何かが。
「・・・ごめんなさい。」
私は気を取り直して短剣を抜く。
桂「そんな事は最初から分かっていた。」
窓から飛び出そうとする桂。花魁の服、舐めんなよ!
土「待てぇぇぇ、桂ァァァァァ!!!!」
そのまま裸足で桂を追いかける。着物の裾を上げながら屋根を飛んで。桂も剣を抜いた。
沖「あ、姉上!!」
近「ここは任せろ・・・!!!」
「女子を庇うな!!!!」
剣が不利な分は体術で攻撃する。その時、上から剣が振り下ろされた。ギリギリ短剣で受け止める。・・・ちょっとは我慢するか。
桂の剣をそのまま掴み、根本を短剣で斬った。
手から流れる鮮血がそのまま屋根に垂れる。
「まだ逃げる?」
桂「痛くないのか。」
「こんな事を躊躇してたらいつまで経っても、何も守れないでしょ?この事は貴方の方が分かってるんじゃない?」
桂「そうか。敵だが、お前に会えて良かったかもしれん。」
すると、視界を何かが塞いだ。口になんかが当たって、心臓がうるさい。
その視界が開けると桂は去った。
土「A!!!」
「・・・今の・・・何?」
〈ズラが変態みたいになってしもうたァァァ!!!本当にごめんなさい!土下座します!!!!〉
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» 文才ありありだなんて・・・!小説、見に行きます♪ (2017年10月22日 10時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 月猫さん» そんな文才ありありの月猫さんに私の小説を読んでいただきたい(( (2017年10月22日 8時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» コメント、ありがとうございます!ちょっと自信無かったので、とっても嬉しいです! (2017年10月21日 22時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 土方さんの口調が似ていてスゴイです! (2017年10月21日 21時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月21日 21時