一番隊副長補佐官しろだんご ページ15
近「あのだんごとか言うフクロウ、頭良くないか?」
「フクロウは特に頭いいからなぁ。少し練習させれば現場でも活躍するかも。」
沖「あのフクロウ、一番隊で使いますかぃ?」
土「やるとしたら副隊長補佐だな。」
そんな会話を交わしながら空を見上げてしろだんごの帰りを待つ。するとしろだんごは手紙を持ってきた。真っ白の封筒に「To真選組」とだけ書かれている。
「何じゃこりゃ。」
沖「開けてみろぃ。」
ベリっと封を破るとピピッと音がした。
ヤバいヤバいヤバい・・・
そう思うが早く、中庭へその封筒ごと投げ捨てる。それは空中へ爆発し、プラスチックの破片をばらまいた。
A「え・・・?」
沖「土方に投げつけりゃあ良かったのに。」
土「そんな事言ってる場合じゃねぇだろ!!!」
そんな人間をお構い無しにしろだんごは毛ずくろいをしていて、「何か問題でも?」とでも言うような顔をしていた。
「あぁ・・・あの時の癖か・・・。爆発物を嗅ぎとって拾って来るっていう・・・。」
私は破片を拾ってよく見る。
山「何してるん・・・」
「桂だ。」
近「は?」
「桂。この灰色のプラスチックと言い、あの爆発前の音と言い。桂一派が使ってる爆弾と見て間違いないかと。にしても久しぶりに見たな・・・。」
あの仕事以来だ。攘夷浪士の叩き屋以来。この爆弾に何回手こずらされた事か!
沖「そのフクロウ、一番隊で使いますかぃ?」
「は?!」
近「確かにそれはいい考えだな。」
沖「じゃ、そうゆー事で明日から一番隊副長補佐という事で。」
「・・・。」
なんだか、、、複雑な気分。一緒に仕事が出来て嬉しい反面、失敗したらみんながザッザクになる。・・・ま、その時はその時だ。
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月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» 文才ありありだなんて・・・!小説、見に行きます♪ (2017年10月22日 10時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 月猫さん» そんな文才ありありの月猫さんに私の小説を読んでいただきたい(( (2017年10月22日 8時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - *恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友さん» コメント、ありがとうございます!ちょっと自信無かったので、とっても嬉しいです! (2017年10月21日 22時) (レス) id: 84e6bcc189 (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*@姫蛍は大切な心友(プロフ) - 土方さんの口調が似ていてスゴイです! (2017年10月21日 21時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月猫 | 作成日時:2017年10月21日 21時