[hjdi] 触って_* ページ30
はじめ視点
今、俺の目の前には
俺が恋している だいちくん が眠っている。
規則正しい寝息をたてて眠る姿には
見惚れてしまう。
“ 少しだけなら ”と
俺はだいちくんに手を伸ばした。
髪に触れる。
ふわりとした感触が手に伝わる。
“ もうちょっと近くで… ”
そんな欲が俺の中で沸いて
だいちくんの髪に顔を近づけた。
ｽﾝ､と息を吸うと
いい匂いが鼻を通っていく。
「…だいちくん」
手を握ってみる。
いつまでも触れていたい、なんて思う。
「…はじ…め」
だいちくんがそう寝言を言った気がした。
戸惑っていると、ぐい、と引っ張られ
キスをしてしまいそうな位、顔が近づく。
慌てて離れようとするも
だいちくんは変わらず寝息をたてていることに気付き、その場に止まることにした。
これだけ近いと
いつも以上にリアルな妄想が膨らむ。
…やば、勃つ
俺のものはいつの間にか苦しくなっていた。
もう無理だ…。
だいちくんが欲しくて堪らない。
どうしようもなくて、だいちくんの体を揺する。
「…だ、いちくん、起きて」
だいちくんは んー？ と寝ぼけた声を出しながら目を開けた。
「…どしたの？」
眠そうに目を擦りながら
そう尋ねられる。
「…勃っちゃっ…た、の」
恥ずかしくて顔が熱くなる。
だいちくんは驚きと戸惑いの表情を見せた。
「だ…いちくん、触って…お願い」
そういうと、だいちくんは困った表情を浮かべる。
だいちくんに触って欲しい、と念を押すと
しぶしぶではあるが了承してくれた。
「…じゃ、俺ティッシュ取ってくる」
だいちくんは立ち上がってそういう。
俺は早く触って欲しくて堪らなくて
だいちくんの手を掴む。
「やだ、待てない…」
我慢の限界なんだ。
「我が儘言わないでよ」
だいちくんは眉を下げた。
それでも戻ってきてくれて
俺のものを優しく触りはじめた。
「んっ」
だいちくんが触るのと
自分でやるのとでは全然違う。
気持ちいい。
だいちくんの名前を呼びながら
喘いでいると、限界に近づいてきた。
「だ、いちくん…！も、いくっ」
そういうと、だいちくんは少し速度を速めてくれた。
生理的な涙が頬を伝い
俺は果てた。
だいちくんの優しさを利用して
自分の欲を満たした俺はクズだ。
そんなことを考えながら
俺は意識を手放した。
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ちぃ(プロフ) - はじめまして。そして完結&お誕生日おめでとうございます…！更新されるの毎日ワクワクしながら読ませて頂きました…！全部大好きです！！続編全力でお待ちしております！本日はステキな1日になりますように！ (2019年9月15日 12時) (
レス) id: 855d50c0b1 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - いつも楽しみに更新を待ってました(*´ω｀*)そして！お誕生日おめでとうございます！短編集にたなとま多く取り入れようかな…笑 続編待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: d70a483de9 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 今まで更新ありがとうございました！そしてお誕生日おめでとうございます！素敵な一日になりますように…！絶対はじだい小説描きますので！続編を待ってます！ (2019年9月15日 11時) (レス) id: 0a2930288c (このIDを非表示/違反報告)
なすび - 玉ねぎさん» 素敵なリクありがとうございました！ヤンデレ書くの下手なのですが…喜んでいただけて嬉しいです！また書きますね！これからもどうぞ宜しくお願いします〜！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
なすび - あやさん» 本当ですか！？嬉しいです！はい！ありがとうございます！いつでもお待ちしております！ (2019年8月21日 1時) (レス) id: c63e5ccc18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび | 作成日時：2019年7月1日 2時
