畑 ' s 短 編 集 2

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ゆゆside




初めてあった人に自分の過去を全て晒した。




何も言ってくれない……





当たり前だよね、私みたいな人のことをわかってくれる人なんていないんだもん。






？
「僕はトマトクンって名前で活動してます。

本名は智貴。



ゆゆさんの気持ちがわからないのがすごく辛いんですけど、

俺、実は夢を追いかけるの諦めちゃって。

消防士になりたくて、試験受けたんですけど落ちちゃって……



その時は生きてる価値あるかなって思って、

少しだけ、ゆゆさんと同じこと考えたりしました。


でも！！

諦めないで来年も受けてみようって思ったんです。



その間にすっごく大好きな人達に出会って、今はすごく楽しいです。、

だから、一時の気の迷いでこんなことしないでください。」






今幸せな人の話を聞いてもなんとも思わない。


だって、わたしとは反対方向に立っているのだから。






『……ありえないです。

幸せ自慢ですか？！


私とは程遠い所にいるじゃないですか！！



あなたは暖かい仲間がいるところに居ますけど

私は孤独で冷たい場所にいるんです！！



私とあなたを一緒にしないでください。』




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