Chapter３５ ページ35
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最近、事件が起きすぎな気がする。
1つは、だいちくんの卒業。
ずっと前から相談を受けてた。正直、辞めて欲しくないな、って。思ってた。何なら助手とか、裏方とか、あるよって。引き止めるために、理由をつくった。でも、だいちくんは、やりたい事のために大好きなものを辞める、と、強い覚悟を持って俺に沢山相談してくれた。
だいちくんの人生だ。
寂しいけど、だいちくんの人生が素晴らしいものになるように、おいら達も全力で応援したい。
そして、もう1つ。
思い出せば、またいつぞやみたいに、顔に全血液が集中したような感覚に陥る。鏡を見たら、ほんと笑っちゃうくらい、真っ赤になってた。
彼女の小さな身体は、あまりにも華奢で。フワッと香る、あの部屋と同じ、男を惑わせるような香り。
本当に俺は、....変態すぎる。
実はあれから、彼女と会っていない。
そりゃ、まだ数日しか経っていない。そう簡単に直ぐ会えるという訳ではない。...連絡すれば会える口実を作る事は出来るけど。それも、何だか違う気がして。
怒って、いるだろうか。
あんな軽率な行動、女の子からしたらほんと、気持ち悪かったよね。
...でも、本当に、あの時は。
本当に、無意識に。
��抱き締めたい��と、思った。
それから暫く経って、その日は突然やってきた。
『....あ、』
「....あ、」
あのコンビニで、また、バッタリ、と。
彼女は見る見る内に、顔を、赤くした。
可愛いな、なんて。
やっぱり好きだなぁ、なんて。
近くの公園で、少し話をする。
彼女は別に気にしてないように振る舞ってたけど、でも、きっと内心気持ち悪いこの男！で、いっぱいなんだろ....。
「....Aちゃん、！ほんと、この前は、ごめんね....あんな気持ち悪いこと....」
『え？！....い、いや、そんな、全然、そんな事思ってないです！む、寧ろ、なんかすみません....』
彼女もあたふた、と。
また、耳が、赤くなってて。
あぁ、もしかしたら。
もしかしたら、少し、ほんの少しでも、俺の事、意識してくれたのかな、なんて思ってしまって。
『は、はじめさん、私、ほんとに嫌とかではなくてですね、ちょっとびっくりして.....嫌じゃ、なかったですよ』
期待とか、そんなの、しない。
だってその先は、望んじゃ、いけない。
でも、やっぱり。
その想いに気付いてしまった時点で、無理なの、かも。
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Daaa(プロフ) - 美聖留(ミシェル)さん» 無事に完結することが出来ました、最後までお付き合い下さりありがとうございました！次作も...何か...書けたらいいなぁ....((( (2020年6月28日 11時) (
レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
美聖留(ミシェル) - 面白かったです！！完結おめでとうございます！！次の作品も楽しみにしてます！！ (2020年6月28日 10時) (レス) id: 6e06f0e7f6 (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - So-mei.さん» コメントありがとうございます！！わあああ...嬉しい...読むに読めない作品であったかと思いますが、最後までありがとうございました！次作も書けるように頑張ります！ (2020年6月27日 19時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
So-mei. - 初コメ失礼します…最初から読ませて頂いてて、本当一言一句の言葉遣いが素敵で、心に残りました！またDaaaさんが作品を作ることになったら是非読みたいです！最後に、素敵な作品ありがとうございました！応援しています！ (2020年6月27日 12時) (レス) id: 5021305aba (このIDを非表示/違反報告)
Daaa(プロフ) - youtubeさん» わああ、そんな嬉しいご感想...本当にありがとうございます！リアルにきっとようへいくんなら背中押すんだろうなぁ...と(泣)何とか完結できて良かったです！ありがとうございました！ (2020年6月26日 21時) (レス) id: 4b5c938df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Daaa | 作成日時：2020年6月12日 15時
