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先生の香りがふわりと鼻を掠めたかと思うと





一瞬





唇に柔らかな感触






「…え？」


「なんで振らなきゃいけないの？」


「なんでって、だってそんな」


「先生と生徒じゃなくなるでしょ」


「そ、だけど、そんな」


「潤がすきだよ」


「う、そ」


「俺とつきあお？」


「……だって、2年も振られて……先生と生徒だからとかそんなの、嘘だと思うじゃん！！」


「潤泣かないで」


「……も…すき…せんせーがだいすき」


「ん、俺もすき」






先生の手が俺の頬に添えられてさっきより深く







甘く







唇が重なった

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作者名：ちょんた | 作成日時：2019年7月27日 2時

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