【HQ】覚悟しろ、宮治

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「なあ、侑(ツム)」


部活の休憩中、Aの言ったことがやっぱり気になって、侑(ツム)の方へ向かう



呼ばれたのに気づくと、器用にテーピングをしていた手をとめ、こちらを不思議そうに見てくる




「どないした？」

「いや、なんかAがいきなり変なこと言い出して」

「あ〜、なんや言ったらしいな」



色々と自分はもやもやしているのに、ヘラヘラとしている侑(ツム)に少しいらっとする





「自分ら、そんな仲良くなかったやん」

「まあまあ、そんな怒らんでも」

「別に怒ってないわ」



思ったよりも大きい声が出て、なんだ喧嘩か、と部員が集まってくる
こんなつまらないことで北さんを呼ばれても仕方がない




「なんでもないです、すんません」



タオルを持って、その場を去ろうとすると侑(ツム)が、そういえば、と大声を上げる


「今日Aが教室で自習するいうとったけど、治(サム)迎え行くか？」

「…………行く」




Aを名前で呼んでいるのには腹が立ったけど、自分を待ってくれていると思うと、単純ながら少しやる気がでて、駆け足でコートに向かった



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まだつまんなくてすみません(;_;)


今から治くんとたくさん絡みます(予定)

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