【ハリーポッター】足跡は静かに消える (ページ10)

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ｱｸﾞﾈｽ「ところであなた達は

私に用があったんじゃないの？」

ｼﾞｮｰｼﾞ「おっと、そうだった」

ﾌﾚｯﾄﾞ「聞いてくれよ

うちの寮にハリー・ポッターが入ったんだぜ」

なんだその話か、

というような顔をしたアグネス

ｱｸﾞﾈｽ「知っているよ

目の前で見たんだもの

...で、まさかそれを言いにわざわざ

レイブンクローの寮近くまで

私たちを追いかけてきたの？！」

アグネスがそう言うと双子はあぁ、そうだ

とでも言いそうな顔をしたため

彼女は溜め息をつき、呆れてしまった

ｱｸﾞﾈｽ「あのねぇ、同じ場所にいたんだから

ハリー・ポッターがあなた達

グリフィンドール寮に入ったことくらい

知っているに決まってるでしょ！

.....その話を知らないだろうと思われる子は

私の隣にいるこの子くらいよ」

そう言って私の方を見るアグネスと双子

そんな目で見ないで欲しかったが、

確かにその話は今初めて聞いた

つまりは何も言い訳が出来ないのだ

『......今その話を聞いて、初めて知ったわ』

ｼﾞｮｰｼﾞ「の割には驚いて無いのな」

『驚く必要性を感じないわ

でもまぁ、今後の彼(生き残った男の子)の生活には

......興味があるかも』

ｱｸﾞﾈｽ「あなたが人に興味を持つなんて

明日は天気が崩れるかもしれないわね」

今日は窓をしっかり閉めて寝ないとね

と言うアグネスに、失礼しちゃうわと言っておいた

私だって人にくらい興味を持つわ

ただそれが少ないだけ

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