【ハリーポッター】足跡は静かに消える (ページ5)

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＊ページ5

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Aの声のトーンは少し高い

だが落ち着いていて聞きやすい、そんな声だ

アグネスはダンブルドアの話を聞きながら、

Aと初めて出会った時のことを

思い出し懐かしくなっていた

...

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ「全員よく食べ、

よく飲んだことじゃろうから、

また二言、三言

新学期を迎えるあたり、

いくつかお知らせがある.......」

ダンブルドアの話をぼーっと聞いていた

聞いていたと言っても

右耳に入ればその内容は一時的に脳内に処理され、

左耳に流れるように出ていく

それはまるでマグル界にある製造物の

良し悪しを点検する選別機械のように

そう言えば母さんから貰った本の中に

一つ小説が混ざっていた気がする

題名は何だったか忘れたけれど、

とても魅力的な表紙だった

始めの1冊はその本で決まりね

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ「........最後ですが、

とても痛い死に方をしたくない人は

今年いっぱい四階の右側の廊下に入ってはならん」

気がつけばダンブルドアの話は終わっており、

皆は校歌を歌い始めていた

私はアグネスに合わせて途中から歌った

...

アグネスによればまた悪戯好きの双子が最後だったらしいと笑いながら話していた

......この学校にそんな双子なんて居たかしら？

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