【ハリーポッター】足跡は静かに消える (ページ29)

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＊ページ29

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「ええ、でもセドリック

彼女は無視した訳では無いの、

許してちょうだい」

ｾﾄﾞﾘｯｸ「僕は全然構わなよ

ところで無視した訳では無いって

どういうこと？」

もう1人のレイブンクローの女子生徒が口を開いた

「Aは本を読み始めると誰の声も届かないの

例外としていつも彼女の隣にいる

アグネスは別だけど」

ﾁｪｲｽ「へー余程本が好きなんだな

んで、意外と美人だった」

ケラケラと笑いだしたチェイス

「性格も悪いわけでは無いし

とても可愛らしい子よ

だから私達は彼女のこと嫌いでは無いの」

「よければさっきの栞、

私達が届けておきましょうか？」

僕は彼女たちの話を聞いて

そのAという女の子に少し興味が湧いたので

栞は自分から先程の彼女に渡そうと思い、断った

そしてチェイスともう寮に戻ろうとした時

先程のレイブンクローの女の子に呼び止められた

「この話、本当はレイブンクローだけの秘密なんだけど...

彼女に声をかける際に本を読んでいたら

普通に話しかけたり、本と顔の間に手を入れたらダメよ

肩に手を置きながら耳元で呼ぶの

そうすれば彼女は気づくから！」

それを僕に伝えると彼女はじゃあね！と

手を振って寮に帰って行った

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