【ハリーポッター】足跡は静かに消える (ページ1)

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足跡は＿＿＿＿＿ページ1

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私の父さんはスリザリン生だった

母さんの話によれば

父さんは根っからの純血主義者であったそうだが、

今の父さんをみるとそんな一面は全く感じられない

父さん「今年度も頑張りなさい」

でもどことなく感じる気品さや、

ニヤついた笑みがスリザリンを思わせた

多分スリザリンっぽい見た目は父さんに似たのだろう

母さん「A、

母さんオススメの新しい本買っておいたからね」

そして母さんはレイブンクロー生だった

母さんも純血だったため

父方の祖父母は婚約を許したそうだ

でも、許さなかったとしても

父さんはきっと駆け落ちしていただろう

と、前にそんな話を聞いたことがある

『ありがとう！

次の休暇までには感想を言えるようにしておくわ』

そう言って渡された数冊の本を

他の荷物と同じように鞄に入れた

父さん「はぁ...

お前のそういう所は本当に母さんそっくりだ」

母さん「あら、本を読むことはいい事だわ！」

知識を欲するところや、

本の虫なところは母さんに似たらしい

ｱｸﾞﾈｽ「A～！」

少し離れたところから私を呼ぶ声が聞こえる

どうやら友人がいつまでたっても

コンパートメントに来ない私を

わざわざ迎えに来たようだ

『アグネスが迎えに来たから、もう行くね』

そう言うと2人は私を充分に抱き締め、

行っておいでと手を振ってくれた

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