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『はい、サイズは大丈夫です。Tシャツまでありがとうございます。ちゃんと要望通りオーバーサイズで助かります』



クロウリー「えぇえぇ、まさかあんなに細かく指定されるとは思ってもいませんでしたよ。」



『自分が使うものにはうるさいもので、すみません』





愛想笑いを浮かべれば苦笑いを返された。





クロウリー「でも黒い下着なんて、大胆ですねぇ」



『ちょっとニヤニヤしないでください。』





鼻の下伸びてますよ。
まったく。ただの平凡な女子高生の下着なんかで鼻の下伸ばしたら、ただの変態だよ。



紙袋の中には要望通りの品。


黒い下着が3着、オーバーサイズのTシャツが3着、これまたオーバーサイズのワイシャツが3着とハーフパンが2着だ。





女子としてこれくらいの数は普通だが、やはり男性のユウくんとは衣類の数が異なる。





『荷物を部屋に置いてきます。その間にきっとユウくんたちもお風呂から出てくると思いますよ』



クロウリー「分かりました。コーヒーを1杯いただいたら帰ります」



『りょーかいでーす』





そう言って談話室から出た。



学園長との接し方が慣れてきたようだ。そのおかげで今はのんびりと気を遣うことなく話せている気がする。



例えて言うなれば担任の先生くらいに砕けて喋れる仲にはなれたようだ。





ゴースト「学園長から何を貰ったんだい?」



『ん〜、そこに敷かれた布団と衣類と食品かなぁ〜』



ゴースト「あぁ、何かキラキラと光ったかと思えば学園長が魔法で布団を持ってきたんだね」





寂しかったクローゼットの中には先程貰った下着と服が色を飾り、賑やかになった。



これから先、帰る道が見つからない限りこのクローゼットの中が寂しくなることはきっと無い。





『………Happiness depends upon ourselves.』



ゴースト「ん、なんて言ったんだい?」



『幸せかどうかは、自分次第である。前に昔の人の名言集で読んだ言葉なの』





今の現状が、幸せか否か………それは私が決めること。私のしたいようにこの世界でも生きていくつもりだ。





『それだけは譲っちゃいけないもの』




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白凪(プロフ) - さやたんさん» イラストの方から飛んできてくださりありがとうございます!!結構な自己投影(美化)作品となっているため、面白みが感じられないかと思いましたがそう言ってもらえてとても嬉しいです!!亀更新ですが頑張ります!!(ちなみに推しはレオナなのです.....!) (2020年8月7日 7時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
さやたん - 白凪様の絵を見てたら。こちらの小説があると知って飛んでまいりました。凄い面白いです!!!更新頑張ってくださいー推しって誰ですか? (2020年8月6日 23時) (レス) id: 3595494de5 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ゆっくりだけど書いていきます!! (2020年8月4日 22時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - つ、続きが……気になりすぎる…… (2020年8月4日 22時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白凪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/  
作成日時:2020年8月4日 21時

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