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勝ち取れツナ缶! ページ33

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ゴースト「ヒ、ヒィ〜〜〜!消されちまう!逃げろ〜っ!!」




1人のゴーストの叫び声を合図に、一目散に逃げていくゴーストたち。




グリム「あ、あれ?勝っ.........た?」



『そうみたいだね、よくやったグリムくん!』



ユウ「すごかったよ!ありがとう」



グリム「ハヒ、ヒィ.........こ、怖かっ......」





頑張ってくれたグリムを褒めお礼を伝えると、張っていた糸が緩んだかのようにボロボロと涙を零した。


が、見栄を張りたいようで強がった。





グリム「いや、ぜんぜん怖くなかったんだゾ!グリム様にかかればチョロいんだゾ!どうだあ、お化けめ!参ったか!」





ゴーストの去っていった方を向いて涙目で叫ぶグリムはとても可愛らしくて、ついつい頭を撫でてしまいそうになったが、その手を抑え代わりにグリムを抱き上げた。



こんな小さな体で自分より大きなゴーストたちを相手にしたんだ、それは自慢してもいい事だ!



抱き上げたことに対してグリムが何か文句を言っているが私の耳には届かなかった。



だから背後に近づく気配にも気づけなかった。





クロウリー「こんばんはー」



『うぎゃあああああああああああああああ』


クロウリー「わああああああああああああああ」




『ってなんだ、学園長じゃないですか。驚かせないでくださいよ〜』




ん、なんで驚かせた張本人が床に転がっているんだろう?


しかも、しりもちをついたみたい。




クロウリー「あ、貴方が驚かせたんでしょう!?」



『え?』



クロウリー「え?」



『ん?』



ユウ「学園長、何か用事があってここに来たんじゃないですか?」



クロウリー「え、ああ、ごほん!そうです。優しい私が夕飯をお持ちしましたよ。」





ユウくん、私と順に顔を見た学園長はゆっくり視線を私の顔から下に向けた。





クロウリー「.........って、それは先ほど入学式で暴れたモンスター!追い出したはずなのに、何故ここに!?」



グリム「フン!オレ様がお化け退治してやったんだゾ!感謝しろっ!」



クロウリー「ん?どういうことです?」




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白凪(プロフ) - さやたんさん» イラストの方から飛んできてくださりありがとうございます!!結構な自己投影(美化)作品となっているため、面白みが感じられないかと思いましたがそう言ってもらえてとても嬉しいです!!亀更新ですが頑張ります!!(ちなみに推しはレオナなのです.....!) (2020年8月7日 7時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
さやたん - 白凪様の絵を見てたら。こちらの小説があると知って飛んでまいりました。凄い面白いです!!!更新頑張ってくださいー推しって誰ですか? (2020年8月6日 23時) (レス) id: 3595494de5 (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ゆっくりだけど書いていきます!! (2020年8月4日 22時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - つ、続きが……気になりすぎる…… (2020年8月4日 22時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白凪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/  
作成日時:2020年8月4日 21時

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