ep42 ページ43
ホンジュンside
ホンジュン ｢おはよう、A。｣
A ｢…ほんじゅんせんせ？｣
ホンジュン ｢うん。急に来てびっくりした？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ホンジュン ｢今日は先生いるから何かあったらいつでも呼んでね。｣
ユノ ｢すみません、遅くなりました。｣
ホンジュン ｢大丈夫だよ〜じゃあ診察させてね。｣
朝、出勤してきてすぐに昨日の夕方からの出来事を聞かされた。
ご飯もあまり食べられなくて、不安になって、熱も出て…あまりの急変に驚いたし不安になった。
ソンファとヨサンが診察をしても原因不明で、高熱で眠れなかったからとりあえず解熱剤を使ったということだった。
ホンジュン ｢…呼吸は落ち着いてるね。背中からも聴くよ。｣
ユノ ｢こっち向くよ〜｣
A ｢…｣
ホンジュン ｢息止めないよ、…いいよ。次、喉見るよ〜｣
ユノ ｢Aちゃんお口開けてね。｣
A ｢ぁ…｣
ホンジュン ｢もう少し開けられるかな…はい終わり。じゃあ最後にひとつだけ頑張ろっか。｣
A ｢…？｣
ホンジュン ｢お鼻こちょこちょの検査やろうね。｣
A ｢…｣
ホンジュン ｢先生すぐ終わらせるから一緒に頑張ろう。｣
A ｢…｣
ユノ ｢Aちゃんホンジュン先生すぐ終わるって。｣
昨日のことを話した時に、熱の原因を調べるために検査をしておいた方がいいねという話になった。
俺も、2人もAがやりたくないというのは分かっていたけど、熱の原因を知るためにもやらなければいけなかった。
ホンジュン ｢A、検査したくないよね。けどさAの熱の原因が分からないと先生お薬使えないの。｣
A ｢…｣
ホンジュン ｢お鼻痛いからやりたくない気持ちはすっごく分かるんだけど、｣
A ｢やだっ…｣
検査をする、と言ってから涙目になっていて話している途中でお布団の中に入ってしまった。
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作者名：@ | 作成日時：2023年10月5日 14時
