検索窓
今日:17 hit、昨日:57 hit、合計:13,617 hit

ep3 ページ4

ASide




pi…pi…pi…



聞いた事のある音が聞こえる。




ここ…どこだろう…




目を覚ますと、無機質な白い壁と吊り下げられている点滴バックがあった。




そして、私の知っている人と目があった。





A 「っ、…」



ホンジュン 「あ、おはよう。ここどこか分かる?」



A 「……びょ、いん」



ホンジュン 「うん。先生の名前、分かる?」



A 「ほん、じゅ…せんせ、」



ホンジュン 「正解。良かった、ちゃんと覚えててくれて。」



A 「せんせっ、わた、しっ、…」



ホンジュン 「今無理に話さなくて大丈夫。話せそうになったら教えて?」



A 「…コクン」





あの時のことを思い出して、話そうとしたけど上手く声が出ない。
そう思っているのが分かったかのように、ホンジュン先生はそっと受け止めてくれた。





ホンジュン 「今痛いところとか、しんどいところない?」



A 「コクン」



ホンジュン 「胸の音だけ聴かせてね。楽にしてて。」



A 「、…」



ホンジュン 「…だいぶ落ち着いてきたね。まだ、薬の影響で眠いと思うからゆっくり休んで。先生も看護師さんもこまめに来るから。」




その言葉を最後に私はまた深い眠りについた。

ep4→←ep2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:ATEEZ , アチズ , 病院
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。