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ホンジュン先生
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢それにしても随分と派手に転んだね。｣
A ｢はい…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢絆創膏貼る前に傷口綺麗にするから、ちょっと待ってね。｣
痛みに耐えながら返事をしてくれたのは陸上部3年のAさん。
部活中にボールが飛んできて走っていたAさんは止まれず、転倒してしまった。
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢ちょっと水かけるよー｣
A ｢っ、、、｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢痛いよね、ごめんね。｣
A ｢大丈夫です…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢…右膝終わり。左も綺麗にするね。｣
A ｢…いっ、｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢もう少しだからね……よし、終わり。｣
A ｢もう痛くないですか、？｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢うん、あとは絆創膏貼るだけ。楽にしていいよ。｣
痛みに耐えるために全身に力が入って、体がガチガチになっていたAさん。
終わったと言うと、一気に体の力が抜けていった。
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢ちょっと深い傷だから、絆創膏貼ってから包帯で固定しておくね。｣
A ｢はい、｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢家に帰ったら解いていいから。｣
A ｢大会も練習も無理、ですよね…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢傷が治るまではおやすみかな。｣
A ｢…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢…傷のせいでしばらくは思うように動けないと思う。だけど休むことは大事だし、休んでる間にもできることはあると思うよ。｣
A ｢っ、…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢どんな時でもその時にしか得られないことってあると先生は思うな。｣
A ｢…｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢Aさんならきっとできるよ。｣
A ｢…ｸﾞｽｯ、｣
3年生のAさんには退部の時期が迫っていた。
大会で何度も1位になったことがあって、だからこそ、退部前に大会に出られないことも、練習出来ないことも悔しいのだろう。
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢泣くほど悔しいって思えるなら、また頑張れるよ。｣
A ｢すみませんっ、ｸﾞｽｯ｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢…(撫｣
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢大丈夫、大丈夫。｣
ポロポロと頬を伝っていく涙。
気持ちと涙が落ち着くまで背中をさすりつづけた。
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢不安になったらいつでも先生話聞くから。おいで。｣
A ｢っ、ありがとうございます。｣
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢応援してるよ。｣
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みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
