166話 ページ38
貴方side
ペ「A!!」
貴「うわぁ!」
エ レン達の元へ行くと、真っ先にペトラが抱きついてきた。
少しよろめいたが、なんとか受け止めることができた。
ペ「もう!心配したんだからね!」
ごめんねと一言言うとペトラは安心したように私を離した。
ペトラから離れて視界の先に見えたのはエ レンの顔。
貴「あ…えっと……取り乱しちゃってごめんね?エ レン…」
反省は勿論している。
それに、あんな姿をエ レンに見せてしまうなんて、なんとも恥ずかしい事態だ。
エ「あぁ!ったく、無理すんなよ!」
そう、ニカッと笑うエレ ンに一安心した私は取り合えず休むためテントに向かった。
今はとにかく落ち着ける場所へ行きたい…
リ「…………」
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貴「はぁ……」
誰もいないテントの中は静か………ってほどではなく、外から他の兵士の声が聞こえる。
私は一人、立体機動の点検をする。
貴「あ……」
刃がいつもより多く無くなっている。
きっと、先ほどのせいだろう…
貴「巨人一匹に対して何無茶してんだろ…」
リ「まったくだ…」
後ろから急に聞こえた声はどうやらリ ヴァイのようだ
貴「へへっ……ごめん、ごめん」
いつものようにヘラッと笑ってみせる
すると、リヴ ァイは近寄ってきて私の額をパシッと弾いた。
貴「いっつぅ……」
ヒリヒリするおでこを押さえリヴ ァイを見る
リ「無理して笑うな…気持ち悪りぃ…」
貴「え!!気持ち悪いとか…ひどい!!」
リヴ ァイの行動が意味わかんない…
リ「お前の無理して笑ってる面の方が酷いだろ…」
なんかリヴ ァイには全て見透かされているようでムカつく…
リ「はぁ……」
リヴ ァイの顔は何だか呆れている?それとも怒ってる?…
リ「ったく……呆れてるし怒ってる…」
どうやら私は顔に出ていたようで…
そう言うリヴ ァイにどんな顔をすれば良いのか分からなくなってうつ向いてしまう。
すると、ふわっと一瞬にしてリヴ ァイの匂いに包まれた。
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征遙(プロフ) - 影魅弥@夜桜花火さん» ありがとうございます!(о´∀`о) (2015年3月5日 8時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
影魅弥@夜桜花火(プロフ) - 征遙さん» もちろんです!更新楽しみにしてます! (2015年3月5日 6時) (携帯から) (レス) id: 210ebc90ec (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 稜仔さん» ありがとうございます!長い月日が過ぎてしまい迷惑をおかけしました!待っているというありがたい言葉を貰えただけで私はとても嬉しいです!是非、最終話お読みになってくださいまし。 (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとございます!!長いあいだ更新が出来ない状態で迷惑をおかけしました!申し訳ない!是非、最終話までお付き合いください! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 影魅弥さん» 遅くなって申し訳ない!随分と待たせたしまいました!どうか、完結まで付き合ってくれると嬉しい限りです…! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:征遙 | 作成日時:2014年12月14日 13時