【進○の○○】兵長様は旦那様っ！！２

79話 ページ41

リヴ ァイside


Aが走って行った後、先ほどのアクセサリー店に入る。

店の中は、落ち着いた感じで男の俺でも気軽に入れそうな雰囲気だ。

一通り店の中を物色し、ひとつのネックレスを見つけた。

とても、Aに似合っているが、普段Aは結婚指輪を首から下げているのでネックレスは必要ないと思った。


そして、他に何かあるかと見渡して見るとひとつの髪飾りをみつけた。

可愛らしいく、かつ大人っぽいデザインなのでAにかなり似合いそうだった。

「この髪飾りをお買い求めですか？」

店員に声をかけられたので、俺は迷いもなく買う事にした。


店を出て、辺りを見回す。
だが、Aはまだ来て居ないようだ。


自分から別行動させたが、物凄く心配だ。


リ「チッ…あいつ、どこまで買いに行ってやがる…」


何か変な事に巻き込まれてないと良いが…



すると、遠くの方から走って来る女の姿が見えた。
ピンクの○○○からしてAだろうか。


その姿はだんだんと近づき、しばらくしてAだと確信した。


貴「リヴ ァイー！」

走って来るAを見て目を細くした俺は、我ながら可愛い嫁だと思う。
まぁ、誰にも渡さねぇけどな


俺の元まで来るとAは少し呼吸を整えてから
貴「さ、帰ろっか！」

そう言い、俺の手を握り言うAを見て、あぁ。そうだな。と言おうとしたが、Aの腕を見てその言葉を飲み込んだ。

リ「おい…その腕…」

そこには、すり傷や切り傷が多少あった。

貴「えへへ〜さっき、こけたからかな？」

そう言うAの顔には少し焦りがあったためすぐに嘘だと分かった。

リ「おい…本当の事を言え…」

するとAは苦笑いをしながら、やっぱり分かるよねと呟いた。

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