1：ひとりとは ページ1
洛山高校に入学した俺は、前の席の男の子に興味を持った
いつも群れから離れてて、逆にそちらの方が心地よいのだろうと思わせるほど本が…ラノベ好きで…
ひとりで読んでる
もちろん俺もひとりなわけで、彼には親近感が湧いた
彼には、俺から話しかけた
「初めまして、矢凪 幸といいます。あなたのお名前は？」
って
そしたら相手はしばらく俺を見てからゆっくり口を開いた
「黛 千尋だ」
短く発せられた言葉
それでも、なんか猫に少し懐かれたような感覚になって、嬉しかった
「これからよろしくお願いしますね」
前後どうしだから結構一緒になることがあると思う
出席番号的にもな
「あぁ」
ニコッと笑って俺も本を取り出す
「黛さん、それ面白い？」
「…黛でいいけど？」
「そっか…黛、それ面白い？」
そわそわしてる
きっと好きなんだろうな
「あぁ…ラノベは神だ」
少し頬を紅潮して話す黛にますます親近感が湧いた
「はっ…すまん、つい」
「いいんだよ。好きなことは存分に語りたいのは分かる…好きだもんな」
「！…そうだな、じゃあ語らせていただく」
話してみると随分面白い
俺も、取り出した本について語ったぞ
黛 千尋という存在は、今となっては俺の相棒だ
でも、まさか3年間一緒になるとは思わなかった
面白いよ、本当に
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レインボールモンスターボール - えっ、何これすごいドストライク。配信してほしい…それと男勝りって女ながらも男もかなわない程気丈でしっかりしているって聞きました。男性なら男前ではないでしょうか？ (2020年8月19日 18時) (
レス) id: 2fbbff0916 (このIDを非表示/違反報告)
裡古都 - レインさん» コメントありがとうございます！好みって言ってくれてとても嬉しいです！なんか批判されそうって思ってたので安心しました！嬉しいです！本当にありがとうございました！ (2018年12月30日 23時) (レス) id: 96f3ab0462 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - これ超好みです！ (2018年12月23日 8時) (レス) id: 21ac21fda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裡古都 | 作成日時：2018年7月22日 21時
