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名探偵の弟は誤魔化すらしい ページ12

「君は……」

『“貴方は私を知りません”』

「……二十面相を知ってるの?」

異能を使って誤魔化す

辞めておいた方がいいな

『”貴方達は私達が来た事を知らない“』

「あっ、あまり使わないでください!無許可ですよ!」

『仕方がないでしょ。今の間に行こう』

そう言って出ようとした瞬間腕を掴まれる

その瞬間、黒髪が銀髪になった

『真逆っ』

「君は何者だ」

包帯ぐるぐるのイケメンだった

「外見も偽り……異能かい?」

『っ、離せ!』

「……その姿は」

辻村にもバレた

『お前が……反異能者か』

「矢張り……何か隠してるね?」

此奴、知ってたのか

こうなったら開き直るしかない

『くくく……俺のライバルを見にね』

「ライバル?」

その隙に腕を回して走る

辻村の車に乗り込むと辻村も急いでアクセルを利かす

「どうだった?」

『反異能者が邪魔だった』

「それは残念だったな」

綾辻先生判ってただろ

でも、これは中々スリルがあった

『予告状は置いておいた。でも、この姿を見られたからな……』

「何を言ってる。変装の達人は自分の姿さえ忘れてる勢だろ?」

そう言われて頷きながら何時もの黒髪姿に戻る

『ま、今回も俺の勝ちだ』

「あのう……あまり話についていけないんですけど」

そう言ってサイドミラーで此方を見る辻村

『そっか、みっちゃんは知らないのか。異能特務課が僕に頼んでること』

「新人だからな」

「むう……」

そう言いながらしょげる辻村をよそに俺は話を始めた

名探偵の弟は雇われらしい→←名探偵の弟は視察らしい



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リュカ(プロフ) - 麗花さん» 御丁寧にありがとうございます!直ぐに修正しますね (2019年10月22日 13時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
麗花 - 名探偵が名探知になってます。目次をよくご覧下さい (2019年10月22日 12時) (レス) id: 91777e8ddd (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - にわなずなさん» ありがとうございます!訂正しておきます! (2019年8月31日 13時) (レス) id: adae6a7d46 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 9ページ行ってくるが言ってくるになってますよ (2019年8月31日 13時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 蒼月さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年8月29日 9時) (レス) id: adae6a7d46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年7月17日 20時

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