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「4対5に分かれてフラッグ戦をしてもらいます」

光くんチームは薮ちゃんと侑李と俺。
大ちゃんチームは雄也といのちゃんと圭人とゆーてぃ。

「負けないぜ?」
「舐めんなよ俺の底力!」

やいやい言いながら、それぞれの陣地へ移動する。

「それでは、スタート!」

俺は大きな木材の陰に隠れて、様子を伺う。

「山田、知念も。俺はコイツに指示出すけど、隙見て行っていいからな」
「はいよ」

さすが、やぶひかの連携。
侑李がサッとドラム缶の陰に移動して身を潜めた。

俺も次なる物陰に移動しようと中腰で走り出す。
すると俺の足元の土にペイント弾が落ちた。

「うおっ、危ねえ」

慌てて侑李のいるドラム缶の陰に飛び込む。

「セーフ?」
「うん。当たってない」

ふと対角線の物陰から、雄也が動いた。
俺は手にしたサブマシンガンで雄也を撃った。

太腿の当たりにペイント弾がヒットする。

「あー!俺当たりました!」

雄也が申告して、フィールドから離れた。

「これで4対4になったね」

侑李とハイタッチして、ニヤッと笑いあった。

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作者名:Emma | 作成日時:2015年1月20日 14時

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