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｢なんか、喋ってよ、｣
謙｢なんかって言われてもなー、特にねえんだよなーーー、｣
｢つまんないよ、｣
謙｢Aはさ、好きなやつとかいねえの？｣
突然何かと思ったら
｢んー、謙ちゃんは？｣
謙｢いるよ。｣
謙ちゃんに好きな人いたんだね
知らなかった
｢クラスの子？｣
謙｢うん、｣
｢え？！ほんと？だれだれ！｣
謙｢内緒。｣
｢えーーー気になるじゃん。どんな子なの？｣
謙｢うーーん、不器用だけど繊細でどこかいつも切ない顔をしてる子｣
｢なにそれ、そんな子いたっけ。｣
謙｢いるわ笑｣
｢まーー、頑張ってくださいよ、｣
謙｢おう。そういうAはどうなのよ｣
｢えーーー私はねえ、、
いる、、かな。｣
謙｢ふーん、｣
｢ちょっと聞いておいて失礼な｣
謙｢ごめんごめん、どんな奴なの？｣
｢なんかね、もうとにかく全部が素敵で、私が落ち込んでる時も必ず声かけてくれるし
なにより
私のことなんでも知ってるんだよね｣
謙｢なんかそいつきもいな｣
｢ちょっと！｣
ムカついたからベッドにあったクッションを投げた
そしたら謙ちゃんは
笑いながら
言ったんだ
謙｢頑張れよ。｣
って。
どこか切なげな顔をして
続く (更新停止中)
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作者名：すとろべりー | 作成日時：2017年8月30日 16時
