206話 過去 〜日常〜 ページ9
あれからまた、月日は経ち・・・・・
ミツバ:「総ちゃん、総ちゃん? ・・・、総ちゃん! 稽古の時間よ?」
総悟:「・・・・・・・。」
ミツバ:「どうしたの? いつもは勝手に早起きして、道場に行くのに・・・。」
総悟くんが道場に来てなくて、総悟くんの家に向かった。
私は、ミツバお姉さんに・・・・・
A:「総悟くん・・・、居ますか?」
ミツバ:「あら、Aちゃん! ほら、総ちゃん! Aちゃんが、迎えに来てくれたわよ? 総ちゃん・・・、嫌なことでもあったの?」
総悟:「ムカつく奴が居るんです。」
ミツバ:「この間から、道場に来てるっていう人?」
そう言った総悟くん。
土方のお兄ちゃんのことだよね?
総悟:「僕より後輩のくせに・・・。タメ口だし、生意気だし。あいつが来てから、近藤さんも構ってくれないし。もう、嫌だ。僕、道場に行きたくないっす。」
A:「総悟くん! 私がずっと一緒にいるから、道場に行こう?」
私は、総悟くんが誘ってくれた様に、私も総悟くんを誘う。
総悟くんが居ないと、私は・・・。
そう思っていると、土方のお兄ちゃんが私の横を通った。
A:「・・・、あっ」
総悟:「Aは、先に行けば良いだろ? 俺のことなんか・・・・・」
ミツバ:「総ちゃん・・・。」
土方:「沖田先輩。稽古の時間っす。」
総悟:「・・・、テメェ! 何で、人の家に来てんだよ! この!」
土方:「近藤さんに連れて来いって、言われたっす。A先輩も、心配してたっすよ。」
A:「そうだよ! 私、総悟くんが来てなくて、寂しかったんだ! 一緒に、行こうよ!」
土方:「さぁ、行きましょう。」
土方のお兄ちゃんが、総悟くんの襟を持ち、片手で持ち上げる。
総悟:「離せ、この! いたっ、あいだだだだだ!!!!!」
A:「行こ、行こ〜!」
私は、2人について行く。
総悟:「テメェ! それが先輩に対する、態度かぁぁぁぁぁ!!!!! テメェェェェェ!!!!!」
ミツバお姉さんを見ると、私たちのやり取りが可笑しかったのか、綺麗な笑顔で笑っていた。
ミツバ:「うふっ、ふふふっ・・・(笑)」
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mi-na(プロフ) - マシュマロさん» いつも、コメントありがとうございます! キュンキュンして下さったみたいで、とても嬉しいです! 甘〜い総悟を書くのは、楽しいです!(笑) 何度も読み返してみてください! 更新、頑張ります! (2017年9月17日 11時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - ヤバいです!総悟優しいっ!キュンキュンしました!これからもがんばってください! (2017年9月17日 10時) (携帯から) (レス) id: 75e94d972b (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - レミ松さん» ご指摘、ありがとうございました! すいませんでした・・・! すぐに、修正させて頂きましたので、もう1度、ご覧になってください! 本当に、すみませんでした。 (2017年9月11日 18時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
レミ松(プロフ) - すいません、名前のところが美菜になってました! (2017年9月11日 17時) (レス) id: c8385de227 (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - レミ松さん» 2度目のコメント、ありがとうございます! 楽しみに待ってて下さる皆さんが居るので、更新、頑張れちゃいます!(笑) 過去篇も、楽しみに待ってて下さると嬉しいです! (2017年9月10日 0時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mi-na | 作成日時:2017年9月9日 17時