総悟が大好きな彼女は真選組の紅一点 ５ 【沖田総悟】

２４２話　阿腐郎とアフ狼 ページ45

終 (銀時)：「基本、国名を言っても、なに言ってるか分かりませ〜んので、知らなくて当然で〜す！」

土方：「どういう意味だ？ なに言ってるか分かんねぇ、名前なのか。それとも、なに言ってるのか分かりませ〜んって、名前なのかっ？！」

終 (銀時)：「マジしつけぇな。なに言ってるのか、分かんねぇんだよ！ 腐れ副長」

土方：「おいぃぃぃぃぃ！！！！！ 今の、“なに言ってるか、分かりません”は、マジだったろぉぉぉぉぉ！！！！！(怒)」

終 (銀時)：「ごめんなさ〜い！ 私の国で“腐れ副長”とは、“何々です”ぐらいの意味。他意はない。腐れ副長。」

土方：「他意しか、感じねぇけどぉぉぉぉぉ？！？！？！」

近藤：「じゃ、俺たちもそうした方が良いな。腐れ副長。」

総悟：「そういう事なら、仕方ないですよねィ。腐れ副長。」

A：「そうしましょう。腐れ副長。」

土方：「お前らまで、やんなくて良いんだよ！(怒)」


総悟くんの言った“腐れ副長”は、本気の“腐れ副長”だった・・・(笑)


桂：「とぼけるな、斉藤殿！ この男は、内偵という特権を利用し、自分に害ある者を粛正と拍子、除いていたんですよ？ 私がそうだ。皆も、見ていただろう？ 入隊時に、命を狙われたところを！」

近藤：「確かに、いきなり突っかかってたな。そうなのか、終？」

終 (銀時)：「その通りで〜す！ 私の役目は、裏切り者を粛正することだから。潜り込んだネズミを、逃すわけにはいかないでしょ？ ねぇ、桂さん？」


近藤：「かっ、カツラって・・・？！ ・・・・・、全員カツラなんだが、誰のこと？」


私たちは、被っていたカツラを外してみせた。


銀時：(そうじゃねぇよ！)


終 (銀時)：「その男は我々を、デストロイするため潜入した、桂小太郎なので〜す！」

総悟：「かっ、桂って・・・！ 終兄さん。これが、桂。こっちが、柱。Ｕｎｄｅｒｓｔａｎｄ？ Ｌｅｔ’ｓ１０文字ずつ、書き取りしてくださ〜い！」

A：「終兄さん、Ｆｉｇｈｔで〜す！」


新八：「おう！ 外国人キャラのせいで、漢字の読み間違いで済まされちゃったよっ？！ 斉藤さん、書かんで良い！ 書かんで良いぃぃぃぃぃ！！！！！(汗)」


総悟くんにそう言われ、素直にノートと筆を取り出した、終兄さん。

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