総悟が大好きな彼女は真選組の紅一点 ５ 【沖田総悟】

２１４話　過去　〜決意〜 ページ17

私は、総悟くんから話しがあると言われ、河川敷の階段に腰を掛けた。


A：「総悟くん・・・、話って？」

総悟：「A。今の、お前の気持ちはどうなんだよ？ 江戸に行くこと・・・。Aの気持ちが、知りたい。」

A：「っ・・・・・・・。」


総悟くんは、私の目をしっかり見て、問いかけた。


A：「私は・・・、皆と行きたい・・・。でも・・・・・」

総悟：「だったら！ だったら、俺と一緒に江戸に行こう！」

A：「っ・・・・・！！！」


総悟くんの言葉が、私の心を少しづつ動かす。


総悟：「Aは、“女だから”って言うけど。そんなの、関係ない！ それから、俺は・・・。Aの、隣に居たい。俺が、お前の隣に居たいんだ！」


総悟：「だから・・・、俺と一緒に行こう！」


A：「うん・・・、うん・・・///////(泣)」


胸の奥がキューッて、苦しくなって、熱くなった。

私も、総悟くんの隣に居たい！

昔も、今も、これから先も・・・。


A：「総悟くん、ありがとぉぉぉぉぉ・・・(泣)」

総悟：「泣くなって〜！(笑)」


総悟くんの手が私の頬に触れ、涙を拭う・・・。


A：「っ・・・・・///////！！！！！」

総悟：「・・・・・・・(笑)」


総悟くんの優しい笑顔に、恋に落ちる音がしたんだ・・・。

この日、私は総悟くんに恋をした。

そして・・・、江戸に行く決意を、固く心に決めた。

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