恋柱の継子は一途な恋をする ４ 【我妻善逸】

谷間　１ ページ10

日が沈んだ頃、緊急の任務が入った。

善逸くんと、急いで支度をする。



善逸：「本当、急すぎないっ？！ せっかく、のんびりとしてたのにーーー！！！」

A：「白シャツ・・・、白シャツ・・・」



あれ？

何処にしまい込んだっけ？

急いでいる時こそ、なかなか見つからない。

焦って、冷や汗が・・・！



A：「・・・、あった！」



戸棚の奥から引っ張り出して来た、それ。

着てみたは良いものの、何だかきついような・・・？



善逸：「Aちゃん、準備できた？」

A：「うん！」



まぁ・・・、いいか。

考えている暇なんてない！

早く任務先に、向かわなきゃ！



善逸：「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速」



A：「恋の呼吸 壱ノ型 初恋のわななき」



善逸くんと無事に合同任務を終えて、自宅へと帰宅した。

弱い鬼で良かった。

私も善逸くんも、無傷だ。

羽織と隊服を脱いで、綺麗に畳む。

白シャツは、後で脱ごう。



善逸：「あー、お腹減った・・・。」

A：「急いで晩御飯、作るね」

善逸：「俺も手伝うよ」

A：「ありがとう」



立ち上がるため、前かがみになる。

その拍子に・・・



ブチン・・・！



善逸：「っ・・・！」

A：「あっ・・・！」



白シャツのボタンが、弾け飛んだ。

しかも丁度、胸元の部分。

急いでいたため、さらしを巻くのも忘れていた。

谷間、全開。

私ったら、蜜璃さんみたいになっちゃった・・・！



善逸：「Aちゃん・・・、最高だよ」



バタンッ・・・！



A：「善逸くんっ？！」



善逸くんは、盛大に後ろに倒れた。

鼻血を出しながら、気絶してる・・・。

あっ！

急いで、鼻血を拭ってあげなきゃ！

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